スバルパフォーマンストランスミッション(SPT)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 03:48 UTC 版)
「SUBARUのトランスミッションの一覧」の記事における「スバルパフォーマンストランスミッション(SPT)」の解説
2.4 Lターボエンジンを搭載する2代目レヴォーグおよび2代目WRX S4には、スポーツ変速制御を備えた高容量TR690型(スポーツリニアトロニック)が搭載されており、スバルはこれをスバルパフォーマンストランスミッション(Subaru Performance Transmission、略称SPT)と呼称している。北米のアセントおよびアウトバックに搭載されていた変速比幅6.9のスポーツリニアトロニックをローギヤード化し、油圧系に手が加えられている。最大許容入力トルクは375 N•mである。走行モードがIモードでは無段変速が、SモードとS♯モードではステップ制御(8速)が行われる。変速比は3.490 - 0.505、マニュアルモード時は1速3.490/2速2.030/3速1.461/4速1.115/5速0.903/6速0.755/7速0.645/8速0.571。 初代WRX S4および2.0リットルターボ・レヴォーグに搭載されていたスポーツリニアトロニックからの改良点は以下の通りである。 マニュアルモードが通常時に6速から8速に変更 シフトアップ(2速→3速)が最大30%、シフトダウン(3速→2速)が最大50%高速化 制動時に素早く反応してブリッピングしながらシフトダウンを行う(マニュアルトランスミッション車の運転技術を再現している) 変速比幅(レシオカバレッジ)が6.43から6.91に拡大された(加速性能の向上や静粛性、振動の抑制に寄与する)
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