スヌーカーキュー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/07 15:00 UTC 版)
「キュー (ビリヤード)」の記事における「スヌーカーキュー」の解説
スヌーカー競技用のキュー。通常は1本のキューのみを使って競技が行われる。シャフトが細く、軽量であることが最大の特徴である。シャフトの素材にはポケットやキャロムで一般的なメイプルよりもアッシュが使用されることが多く、このため硬い打球感がある。また、分割部がよりバットエンド寄りの3/4キュー(俗にスリークォーターと呼ぶ)や接続部分が存在しないワンピースキューといった、他競技のキューと異なり中央で2分割可能なセンタージョイントを採用しないキューを使うプレーヤーの割合が高い。テーブルがポケット競技より大きいため、通常のキュー及びフォームでは撞けない遠くの手球を撞くために、一時的にバットの後ろに装着してキューの長さを増すエクステンションと呼ばれる用具も存在する。これは、1980年代に6度の世界チャンピオンとなりイギリスにスヌーカー人気を定着させたスティーブ・デイビスが発明したとされ、彼のイニシャルから「SDジョイント」と呼ばれる。
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