ステートレス・プロトコルとステートフル・プロトコルのレイヤのスタッキング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/18 00:20 UTC 版)
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異なるプロトコルレイヤの間で、ステートフル・プロトコルとステートレス・プロトコルを複合して使用することができる。 例えば、ステートレスであるHTTPはステートフルであるTCPの上で使用される。TCPはステートレスのIPの上で使用されている。IPの上では、ネットワークに乗っているIPパケットのルーティングのためにステートフルのBGPが使用されている。 レイヤのスタッキングは、HTTPより上でも起きている。HTTPのセッション層の欠如のための回避方法として、HTTPサーバには様々なセッション管理手法が実装されている。一般的には、サーバーが同じクライアントから送られている要求を要請を追跡できるように、クッキーやパラメータによるユニークな識別子を利用し、HTTPの上でステートフル・プロトコルを構築する。
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