スタリグラード平原とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > スタリグラード平原の意味・解説 

スタリー・グラード

(スタリグラード平原 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/22 17:35 UTC 版)

スタリー・グラード
Stari Grad

スタリー・グラード
座標 : 北緯43度11分 東経16度35分 / 北緯43.183度 東経16.583度 / 43.183; 16.583
行政
クロアチア
  スプリト=ダルマチア郡
 市 スタリー・グラード
市長 Visko Haladić
地理
面積  
  市域 52,59 km2
人口
人口 (2001年現在)
  市域 2,817人
その他
等時帯 中央ヨーロッパ時間 (UTC+1)
夏時間 中央ヨーロッパ夏時間 (UTC+2)
郵便番号 21212
ナンバープレート ST
公式ウェブサイト : http://www.stari-grad-faros.hr/
スタリー・グラード
平原
クロアチア
スタリー・グラード平原
英名 Stari Grad Plain
仏名 Plaine de Stari Grad
面積 1,376.53 ha
(緩衝地域 6,403.13 ha)
登録区分 文化遺産
登録基準 (2),(3),(5)
登録年 2008年(ID1240)
公式サイト 世界遺産センター(英語)
使用方法表示
スタリー・グラード
スタリー・グラード (クロアチア)

スタリー・グラードクロアチア語:Stari Grad)、あるいはスタリ・グラードは、クロアチアダルマチア地方のフヴァル島にあり、フヴァルと並ぶ主要な町で、島の北西部にある町。スタリー・グラード自治体の人口は2001年の時点で2,817人であり、うち1,906人はスタリー・グラードの町に住んでいる。[1]

スタリー・グラードはクロアチア語で「古い町」を意味し、フヴァル島で最も古い集落であり、アドリア海の島々の中でも最古の集落の一つである。スタリー・グラードには古代より人が居住しており、古くはフヴァル文化英語版の担い手たちが、後にはギリシャ人が居住した。紀元前384年、ギリシャ人の哲学者アリストテレストラキアで生まれたのと同じ年、エーゲ海パロス島からイオニア人が移住し、この島をパロス(Pharos)と名づけた[2]

スタリー・グラードはルネサンス時代の作家・ペータル・ヘクトロヴィッチ英語版Petar Hektorović)の生まれた地である。

2008年7月7日オリーブブドウの栽培が盛んであるスタリー・グラード平原UNESCO世界遺産に登録された(ID1240)[2]。スタリー・グラード平原はクロアチアで7番目の世界遺産となった[3][4][5]

登録基準

この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
  • (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
  • (5) ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落、あるいは陸上ないし海上利用の際立った例。もしくは特に不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている人と環境の関わりあいの際立った例。[6]

建造物

  • トヴルダリ城英語版(Tvrdalj Petra Hektorovića)

古代遺跡

聖堂

ギャラリー

脚注

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「スタリグラード平原」の関連用語

1
フバル島 デジタル大辞泉
94% |||||

2
スタリ‐グラード デジタル大辞泉
70% |||||

スタリグラード平原のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



スタリグラード平原のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのスタリー・グラード (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS