スコモローフを題材にした音楽作品
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「スコモローフ」の記事における「スコモローフを題材にした音楽作品」の解説
ピョートル・チャイコフスキー:劇付随音楽『雪娘』 作品12(1873年)……第14曲に「スコモローフたちの踊り」がある。 モデスト・ムソルグスキー:『展覧会の絵』(1874年)……ムソルグスキーの友人ヴィクトル・ハルトマンの急死を悼んで作曲されたピアノ作品。第2曲「古城」の元になったとされるハルトマンの絵画には、スコモローフの影が描かれている。 ニコライ・リムスキー=コルサコフ:歌劇『サトコ』(1898年)……ブィリーナを題材にしたオペラ作品。主人公サトコはスコモローフであり、音楽も18世紀のスコモローフといわれるキルシャ・ダニーロフの曲集から一部採用されている。 イーゴリ・ストラヴィンスキー:バレエ音楽『狐』(1917年)……『狐、雄鶏、猫、雄羊の一口話』とも。19世紀にアレクサンドル・アファナーシェフが編纂した『ロシア民話集』を題材とするバレエ音楽。この作品で使用されたツィンバロンはグースリの響きを模しており、スコモローフの芸を想起させる。また、『ペトルーシュカ』(1911年)も、中世ロシアの見世物小屋の人形劇を題材とする管弦楽作品である。
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