ジーク・リンデンの男
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 07:02 UTC 版)
「戦場ロマン・シリーズ」の記事における「ジーク・リンデンの男」の解説
大戦末期。バイヤー中尉の派遣先、ジーク・リンデン基地は甲冑を着こんで着任した中尉に騎士叙勲を行うゼアラー大佐と従卒エルマーしかいない飛行場だった。エルマーの言では大佐は基地防衛用に一個戦闘機大隊を要求したのだという。連合軍の進路からも外れており、戦略的価値もなさそうな基地に連合軍が向かってくる。実は気が触れたふりをしていただけだったゼアラー大佐がその理由を話す。この基地の滑走路は白金(プラチナ)のインゴットを敷き詰めて作ってあるのだった。敗戦濃厚となった総統は自己保身のために、この白金を連合軍に渡そうとしていたのだ。この白金はドイツ国民のものであり、独裁者にも連合軍にも渡さない。ゼアラー大佐の最後の命令、それは滑走路に仕掛けた爆薬を空から起爆させることだった。
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