ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミスとは? わかりやすく解説

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ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/26 03:31 UTC 版)

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ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス
Giovanni Battista Somis
基本情報
出生名 ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス
Giovanni Battista Somis
生誕 1686年12月25日
サヴォイア公国トリノ
死没 1763年8月14日
サルデーニャ王国トリノ
職業 作曲家ヴァイオリニスト

ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス(Giovanni Battista Somis, 1686年12月25日 - 1763年8月14日)は、イタリア作曲家ヴァイオリニスト

生涯

トリノ出身。1703年からアルカンジェロ・コレッリに、コレッリが1713年に死去した後はアントニオ・ヴィヴァルディに師事した[1]。1707年にトリノの宮廷楽長・ヴァイオリニストに任命された。1731年にはパリに赴いてコンセール・スピリチュエルで演奏し、賞賛を得た[2] 。華やかで感情的なスタイルの演奏は、ヴァイオリン演奏の歴史に進歩をもたらした。弟子にジャン=マリー・ルクレール[3]ガエターノ・プニャーニらがおり、イタリア楽派とフランス楽派をつなぐ存在だった。トリノで死去。

作品

  • 12のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.1(1717)
  • 12のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.2(1723)
  • 12のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.3(1725)
  • 12のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.4(1726)
  • 6つの2台のヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ Op.5(1733)
  • 12のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.6(1734)

脚注

  1. ^ Somis, Giovanni Battista (1998). Sonatas for violin and basso continuo, opus 3, modern edition. Madison, Wisconsin: A-R Editions, Inc. pp. ix, xiii. ISBN 0-89579-422-5. http://books.google.com/?id=M-cdz57ZdQMC&dq=somis+giovanni 
  2. ^ Silvela, Zdenko (2001). A new history of violin playing : the vibrato and Lambert Massart's revolutionary discovery. USA: Universal Publishers. pp. 49. ISBN 1-58112-667-0. http://books.google.com/?id=gXqBVbWm6tkC&pg=PA93&dq=somis+turin 
  3. ^ Borowitz, Albert (1986). “Finale Marked Presto: The Killing of Leclair”. The Musical Quarterly (Oxford University Press) 72 (2): 228. doi:10.1093/mq/LXXII.2.228. ISSN 0027-4631. JSTOR 948121. 

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