ジャポニカ(Rombea Var.)
ロンビア種(Rombea) 約400種ほどあるアイビーの中で、唯一の日本原産種。 アメリカやイギリスの人が書いたものを読むと日本のあちこちの山々にこのジャポニカがあるとのことで探して回った。 全くないことが間もなくわかった。やや似たものはあるが白斑のあるものはどうやら消滅したらしい。 それでイギリスから買い入れた。ジャポニカは枝が細く成育旺盛とはいえない。野生種に押しのけられて消えてしまったようだ。 艶のある緑の小葉のふちを白の覆輪が包みこむ姿はとてもかわいい。吊り鉢や塀などの垂直面に這わせるグランド・カバー向き。類似品はない。 このアイビーは1860年にイギリスのロバート・フォーチュンという植物のコレクターが日本に来て採取して本国へ持ち帰ったもので、彼はそのとき朝鮮まで足を伸ばさなかった。 後に朝鮮半島にも同じものが分布していることがわかった。 フォーチュン氏が日本から引き返したおかげでこのアイビーがジャポニカと呼ばれることになった。 |
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