シ1 - シ4
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/21 05:53 UTC 版)
シ1 - シ4の4両は、ホシウ70形のホシウ74 - ホシウ77として1921年(大正10年)10月に製造された。汽車製造東京支店製作・所有の私有貨車であった。全長15,611 mm(車体長14,935mm)、荷重10 tで、車体は鋲接で組み立てられていた。車体補強のためのトラス棒を備えている。当初は側ブレーキのみであったが、1962年(昭和37年)頃に改造されて空気ブレーキが取り付けられた。常備駅は錦糸町駅・安治川口駅・小名木川駅などであった。ヨンサントオに伴い、旧式台車を装備するこのタイプは75 km/h走行への対応不可とされて、シ200形のシ201 - シ204へ編入された。末期には新幹線車両輸送の控車(遊車)として用いられていたが1969年(昭和44年)4月9日及び1970年(昭和45年)8月21日の二回に分けて全車が廃車となった。
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