シ7・シ8
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/21 05:53 UTC 版)
シ7・シ8の2両は、1953年(昭和28年)6月30日に製造された。ナニワ工機製作・所有の私有貨車であった。全長15,800 mm(車体長15,000mm)、荷重10 tで、大正期の2グループと異なり溶接で車体を組み立てていた。魚腹形の台枠を備えており、トラス棒はない。また、TR41C台車を装備していた。ヨンサントオに際しては75 km/hに最高速度を向上され、前の2グループのようにシ200形へ編入されることはなかった。常備駅は尼崎駅であった。国鉄分割民営化が実施された1987年4月以降は、日本貨物鉄道に車籍を継承され、1992年(平成4年)5月に2両とも廃車となった。
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