シールド・ケーブルからの電磁誘導ノイズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/30 00:18 UTC 版)
「ギターノイズ」の記事における「シールド・ケーブルからの電磁誘導ノイズ」の解説
シールドケーブルの向きが誤っている可能性が考えられるので、逆向きに差して試してみると改善することがある。 また安価なシールド・ケーブルの場合、被膜が薄かったり防磁性能の劣る被膜である場合では、外からの電磁誘導ノイズを拾い易くなる。また芯線自体の通電性が悪い可能性も考えられる。また一般的にケーブル長が長いものほど、それだけ電磁誘導ノイズの影響を受けやすいと考えられるため、エフェクター間はパッチケーブルを積極的に利用し、ギターとの接続には部屋内であれば3m程の長さがあれば事足りる場合も多く、そのような場合はそうするなど、全体のケーブルの長さを短くすることが電磁誘導ノイズに対して効果的である。 ジャックをアンプ等に差した際に「ボンッ」と鳴ったり、ジャックを回した際に「ガリ」というような音が鳴る場合には、ジャックが錆び付いていたり汚れが付着していたりする可能性があるため、無水アルコールでふき取るなどして錆などを取る。一回で改善しない場合は、ジャックを入れて回して抜き取ったあと拭き取るという作業を繰り返す。錆は皮脂の汗や脂でつきやすくなるので、良い状態をキープするためジャックの端子部分には、指に触れないようにすることが大切である。
※この「シールド・ケーブルからの電磁誘導ノイズ」の解説は、「ギターノイズ」の解説の一部です。
「シールド・ケーブルからの電磁誘導ノイズ」を含む「ギターノイズ」の記事については、「ギターノイズ」の概要を参照ください。
- シールド・ケーブルからの電磁誘導ノイズのページへのリンク