シーハイルの歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 05:15 UTC 版)
林柾次郎作詞で鳥取春陽作曲の「シーハイルの歌」という楽曲がある。この曲の1番の歌詞は「岩木の下ろしが 吹くなら吹けよ 山から山へと われ等は走る 昨日は梵珠嶺(ぼんじゅね) 今日また阿闍羅(あじゃら) 煙立てつつ おおシーハイル」となっている。 シーハイルとはドイツ語で「スキー万歳」という意味で、1929年1月20日に五所川原農学校スキー部監督の林によって阿闍羅山登山の前日に作詞された。翌日の阿闍羅山登山ではスキー部員は全員で歌を高唱したという。歌詞にある「岩木の下ろしと」は岩木山から吹き下ろす風である。また、「梵珠嶺」とは梵珠山のことである。 1960年(昭和35年)ダーク・ダックスによってレコードに収められ、冬山の歌として全国に知られるようになった。
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