CDV
CDVとは、CDの技術を応用して策定された光ディスクの規格のひとつで、音声のほかに最大5分の映像を記録できるCD仕様のことである。1987年に製品化された。
CDVには、最大で20分の音声と、最大5分までの音声つき映像が記録できる。音楽CDにレーザーディスクの技術を組み合わせることによって、映像の記録を実現している。
ディスクのサイズは12cmで、通常のCDと同じである。記録面は「PART」と呼ばれる単位に分かれており、内側の8cm幅の部分が音声記録の「AUDIO PART」で、外側4cmが映像を記録できる「VIDEO PART」となっている。これら各パートでは回転速度が異なるため、各パートの間には20秒程度の空白がある。通常の音楽CDプレーヤーでAUDIO PARTは再生できるが、VIDEO PARTの再生には、専用の機器が必要である。
ちなみに、CDVの仕様のうちAUDIO PARTだけを切り取って独立させた規格が、後に直径8cmのシングルCDの規格(CD Single)となった。
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