シンボルエンカウントにおける補助システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 09:43 UTC 版)
「エンカウント」の記事における「シンボルエンカウントにおける補助システム」の解説
シンボルエンカウントを採用している作品では戦闘回避を補助するシステムとして「フィールド上を高速で移動する手段」があり、これに何らかの対価を求められるケースが多い。 『ロマンシング サ・ガ』シリーズ(『1』はワンダースワンカラー版のみ)ではダッシュが可能だが、『2』では敵が見づらくなるほか、ダッシュ中に敵と触れた場合プレイヤー側に不利な状態で戦闘が開始する。『MOTHER2』ではアイテム「スキップサンド」を食べると一時的に高速移動でき、続編の『MOTHER3』ではBボタンを押し続けて離すとダッシュできる。 戦闘回避の補助としては、ほかにも『テイルズ オブ シリーズ』の「ホーリィボトル」のように「敵にプレイヤーを追わせず、避けさせるようにする」手段が用意されているケースもある。 『ドラゴンクエストX』では戦闘後数秒間はシンボルに触れてもエンカウントしない(オフラインモードなどの完全一人プレイの場合を除く)、しばらく立ち止まっていると敵シンボルが襲ってこない等の措置がされており、戦闘ごとに次の動きを考えることができると同時に、BOTなどによる不正な放置プレイの対策としている。 逆に、積極的に戦闘を行うための補助としては『ドラゴンクエストモンスターズ』シリーズにおける「口笛」や、『リンダキューブ アゲイン』における「肉」のように「敵を呼び寄せる」手段を用意されているケースがある。
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