シングル・マン_(エルトン・ジョンのアルバム)とは? わかりやすく解説

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シングル・マン (エルトン・ジョンのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/17 06:39 UTC 版)

『シングル・マン』
エルトン・ジョンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1978年1月 - 9月
イギリス
ジャンル ロック
時間
レーベル Rocket Records(イギリス)
MCAレコード(アメリカ)
プロデュース クライヴ・フランクス
エルトン・ジョン
チャート最高順位
  • 8位(イギリス)
  • 15位(アメリカ)
エルトン・ジョン アルバム 年表
グレイテスト・ヒッツ Vol.2
(1977年)
シングル・マン
(1978年)
恋に捧げて〜ヴィクティム・オブ・ラヴ
(1979年)
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シングル・マン』(A Single Man)は、1978年に発表されたエルトン・ジョンのアルバム。

解説

前年を所属アーティストであるキキ・ディーのプロデュースや、フィリー・ソウルのミニ・アルバム制作(発売は1979年)、保有するサッカークラブ・ワトフォードFCの経営などで過ごし、ツアーなどは行わなかったエルトンの復帰作。メンバーはキキ・ディーのアルバム制作とほとんど同じ。プロデュースも共同とは言え自身が手がけている。作詞は盟友バーニー・トーピンと離れ、全曲をゲイリー・オズボーンが担当した。

蒼い肖像』と同様かつさらに静的な印象で、ピアノの音が綺麗に響くアルバムである。アップテンポな「パート・タイム・ラブ」はシングルとなった。「ソング・フォー・ガイ」は事故死した17歳のメッセンジャーボーイに捧げたインスト曲。

今までのけばけばしい衣装から一転して、今回のジャケットはシルクハットにコートという姿でたたずむエルトン。眼鏡やサングラスも外し、帽子を愛用するようになったのもこの頃からである。

1998年リマスター盤発売の際、本作に先行して発売されたシングル収録曲が収録された。「フリンストン・ボーイ」は作詞もエルトンの手によるもの。「ストレンジャーズ」はイーグルスに提供したが未使用だったものを自身でレコーディングしたもの。

収録曲

全曲、作曲:エルトン・ジョン、作詞:ゲイリー・オズボーン。それ以外は追記

  1. 愛の輝き - "Shine On Through"
  2. リターン・トゥ・パラダイス - "Return To Paradise"
  3. 今…だから愛 - "I Don't Care"
  4. ビッグ・ディッパー - "Big Dipper"
  5. 浮気のゆくえ - "It Ain't Gonna Be Easy"
  6. パート・タイム・ラヴ - "Part-Time Love"
  7. ジョージア - "Georgia"
  8. シューティング・スター - "Shooting Star"
  9. マッドネス - "Madness"
  10. 幻想 - "Reverie" (ジョン) ※インストゥルメンタル
  11. ソング・フォー・ガイ - "Song For Guy" (ジョン) ※インストゥルメンタル

ボーナストラック (1998年 マーキュリー再発)

  1. 僕の小さなわがまま - "Ego" (ジョン、バーニー・トーピン)
  2. フリンストン・ボーイ - "Flinstone Boy" (ジョン)
  3. アイ・クライ・アット・ナイト - "I Cry At Night" (ジョン、トーピン)
  4. ラブシック - "Lovesick" (ジョン、トーピン)
  5. ストレンジャーズ - "Strangers"

アルバム参加ミュージシャン

  • エルトン・ジョン - ボーカル、ピアノ、クラヴィネット (3)、ハーモニカ & 教会オルガン (7)、フェンダー・ローズ (8)、メロトロン & ポリモーグ & セリーナ・ストリングス・シンセサイザー (11)
  • デイビー・ジョンストン - リード・ギター (6)、バック・ボーカル (6)
  • レイ・クーパー - タンバリン (1,3〜7,9)、シェイカー (2,8,11)、マリンバ (2)、ヴィブラフォン (5)、コンガ (6,9)、ティンパニ (9)、リズムボックス (11)、ウィンドチャイム (11)
  • ポール・バックマスター - オーケストラ・アレンジ (1〜6,9)、アープ・シンセサイザー (10)

  • スティーヴ・ホリー (Steve Holly) - ドラム (1〜9)、モーター・ホーン (4)
  • クライヴ・フランクス (Clive Franks) - ベース (1〜7,9,11)
  • ティム・レンウィック (Tim Renwick) - アコースティックギター (2,3)、エレクトリックギター (4〜6,9)、レスリー・ギター (7)、マンドリン (7)
  • ヘンリー・ロウサー (Henry Lowther) - トランペット (2)
  • パット・ハルコックス (Pat Halcox) - トランペット (4)
  • ジョン・クロッカー (John Crocker) - クラリネット (4)
  • ジム・シェパード (Jim Shepherd) - トロンボーン (4)
  • B・J・コール (B.J. Cole) - ペダル・スティール・ギター (7)
  • ハービー・フラワーズ - アコースティックベース (8)
  • ジョン・クロッカー (John Crocker) - テナーサックス (8)
  • バック・ボーカル
    • エルトン・ジョン (1,2)
    • ゲイリー・オズボーン (1〜3,6)
    • ヴィッキー・ブラウン (Vicky Brown)、ジョアン・ストーン (Joanne Stone)、スティーヴィ・ランジ (Stevie Lange)、クリス・トンプソン (Chirs Thompson) (3,6)
    • ワトフォード・フットボール・クラブ (Watford Football Club)、サウス・オードリー・ストリート少女合唱団 (4,7)

制作

  • エルトン・ジョン - プロデューサー
  • クライヴ・フランクス - プロデューサー、エンジニア
  • フィル・デューン (Phil Dunne) - エンジニア
  • スチュアート・エップス (Stuart Epps) - エンジニア
  • ジョン・リード - マネージメント
  • デヴィッド・コスタ - スリーヴ・デザイン
  • テリー・オニール (Terry O'Neil) - 写真

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