シンガポールとマレーシアでの用語の使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 09:15 UTC 版)
「赤毛」の記事における「シンガポールとマレーシアでの用語の使用」の解説
紅毛(中: 红毛, 拼音: hóng máo, 白話字: âng-mo͘) は中国語の泉漳語(閩南語)で「赤毛」を意味し、マレーシアとシンガポールで使用されているが、すべての白人を指し、赤毛の人だけを指すわけではない。広東語の鬼佬に似た、「赤毛の鬼」を意味する红毛鬼も時折使われる。したがって、それは人種差別的で、中傷的な語であると見なす人々もいる。ただし、それを許容できるものもある。このあいまいさにもかかわらず、これは広く使用されている用語である。たとえば、ザ・ストレイツ・タイムズなどのシンガポールの新聞やテレビ番組や映画に登場する。 âng-mo͘の漢字は、江戸時代(1603〜1868)にオランダ人や北欧人の蔑称として使われていた歴史的な日本語の語「紅毛(こうもう)」と同じである。それは主に、200年の孤立期間である鎖国の間に日本との貿易を許可された唯一のヨーロッパ人であったオランダの貿易業者を指した。
※この「シンガポールとマレーシアでの用語の使用」の解説は、「赤毛」の解説の一部です。
「シンガポールとマレーシアでの用語の使用」を含む「赤毛」の記事については、「赤毛」の概要を参照ください。
- シンガポールとマレーシアでの用語の使用のページへのリンク