シワ100形 - ク50形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/29 12:19 UTC 版)
「国鉄シワ115形貨車」の記事における「シワ100形 - ク50形」の解説
車運車として残されたのは、シワ115、シワ117 - シワ120、シワ126、シワ128で、これらはシワ100形に形式が変更されてシワ100 - シワ106となった。荷重は13 トンとされた。改造されて側面の窓と扉が撤去され、通常の有蓋車のように引き戸が設置された。この引き戸は、通常の有蓋車のように外側に扉が付いているものではなく、内側に取り付けられている異例のもので、既に車両限界ぎりぎりでこれ以上外に新たなものを取り付けることができなかったものと推定されている。 1928年(昭和3年)の形式称号規程改正によりク50形になり、ク50 - ク56となった。同年の昭和天皇の即位の礼では、老朽化が激しくて使えなかったため、新たにクム1形が製造されて用いられた。1930年(昭和5年)に妻面の観音開き扉を撤去する改造が行われて通常の有蓋車となり、ワ21100形に編入された。
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