シロアリを検出する原理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/25 05:30 UTC 版)
「Termatrac」の記事における「シロアリを検出する原理」の解説
ドップラーレーダーで24GHzの周波数の微弱なマイクロ波をシロアリ等の動く害虫に照射すると反射して戻ってくる周波数がずれるため、それを検出する。木材内部のシロアリを検出する事は微弱な信号で信号雑音比が小さいため困難だが、0.1から10Hzのバンドパスフィルタを使用して有意な信号と背景雑音を分離する。ナイキスト周波数によりシロアリの動きを補足するための最小フレームレートはフィルターの帯域幅により20Hzである。初期の製品では直線偏波を利用していたが現行機種では円偏波を利用する。
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