シリアルでない番号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 05:15 UTC 版)
コンピュータのソフトウェア製品には固有のライセンスキー番号が付与され、インストール時にその番号の入力を要求されることが多い。これは俗に「シリアル」と呼ばれるが、偽造された番号での利用を防ぐために冗長性を持たせているので、シリアルではない。もしシリアルなら、でたらめに打ち込んだ番号も(ライセンス総数を超えない限り)いずれかのライセンスに対し発行された有効な番号になってしまう。 雑誌などの定期刊行物にはISSNが付与されるが、ISSNの第5桁–第7桁は国内雑誌に対しシリアルであるものの、ISSN全体としてはシリアルではない。書籍にはISBNが付与され、出版社によっては「書名記号」はその出版社の書籍に対しシリアルだがそうでない出版社も多く、またISBN全体もシリアルではない。 暗号理論の広範囲な利用に認証局が必要とされる。認証局が発行する公開鍵は、後述するシーケンス番号の算術が適用されるが、シリアル番号ではない。
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