シラー効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 10:15 UTC 版)
シラー効果とは、石の表面下で金属的な虹色の変色効果が現れる現象である。鉱物の層状構造により、表面近くへ入った光がの層間で干渉して反射するために起こる。「シラー」はドイツ語で「きらめき」を表す Schiller という語に由来している。月長石やラブラドル長石において見られる。氷長石やアマゾナイトに見られるアデュラー効果(英語版)と類似するがやや効果は弱く、アベンチュリン(砂金石)や日長石で見られるアベンチュリン効果(英語版)では反射のもととなる構造が大きいため単純な光の乱反射になる。
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