シャク・ティとは? わかりやすく解説

シャクティ

名前 Shakti

シャク・ティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/17 15:58 UTC 版)

シャク・ティ
Shaak Ti
スター・ウォーズシリーズのキャラクター
初登場 クローンの攻撃』(2002年)
演者 オーリー・ショーシャン
プロファイル
種族 トグルータ
性別 女性
母星 シリ
テンプレートを表示

シャク・ティ (Shaak Ti) は、アメリカ合衆国SF映画『スター・ウォーズ』シリーズの登場キャラクター。シャーク・ティ、シャアク・ティー[1]、シャアク・ティ[2]とも表記されることもある。

概要

共和国末期に活躍したジェダイ・マスター。赤い肌に黒い目をしていた。 身長は1.87メートル、頭から青と白の縞模様のモントラルとレックを生やしていた。トグルータであり、アナキン・スカイウォーカーの弟子、アソーカ・タノとは同じ種族である。

ジェダイ騎士団の最高機関であるジェダイ・カウンシル(評議会)からも一目置かれた名高い存在。最も聡明で忍耐強い人物の一人だと言われている。ライトセーバー戦ではフォームII(マカシ)とフォームIV(アタロ)を使用していた。

同作品に「シャク」が登場するが、こちらは惑星ナブー原産のジャガイモと牛の合いの子のような太った食肉用の動物の名前であり、全くの無関係である。

生涯

トグルータの母星である惑星シリ出身。ほかのジェダイと同様に幼少期にフォースの素質を見抜かれ、ジェダイオーダーに加わる。最終的にはジェダイ・マスターにまで昇進し、ジェダイ・マスターのヤドルの死亡によって満場一致で評議会のメンバーに昇格した。

エピソード2・クローンの攻撃(2002年)で初登場を果たす。ジオノーシスの戦いで、メイス・ウィンドゥら他のジェダイとともに、窮地に陥ったアナキン、オビ=ワン、パドメの救出に駆け付けている。

クローン戦争開戦以降は、もっぱら惑星カミーノにとどまり、共和国軍のクローントルーパーの育成をジェダイとして指揮していた。彼らの育成に優れた才能を発揮しておりルーク・スカイウォーカーは、シャアク・ティが教師としても戦闘員としても優れた人物だったからこそ、クローンの訓練監督者に選ばれたのだろうと考えていた。

タップと呼ばれるクローン・トルーパーの脳に取り付けられた行動抑制チップが誤作動し、上官のジェダイを殺害するという事件が起きた時、彼女は惑星カミーノで行われたタップへの医学的調査に立ち会った。しかし、トルーパー達に行動抑制チップが取り付けられた本当の目的についてはカミーノアン達やその背後で暗躍するシスによる妨害によって巧みに隠され、シャクやジェダイ騎士団がこの事件の真相にたどり着くことは無かった。

そしてクローン戦争の最後の夜、ダース・ベイダーと化したアナキン・スカイウォーカーがクローン軍を率いてジェダイ聖堂を襲撃したとき、シャクは聖堂の中にいた。皇帝を僭称したばかりのパルパティーンの命令、オーダー66によって、ベイダー卿が「反逆者」であるジェダイに正義の裁きを与えると、聖堂はレーザー砲火に包まれる。瞑想中のシャクもこの奇襲の中で、ヴェイダーによって殺された。

しかし、彼女の最期についての設定は複数のバージョンが存在する。

当初はエピソード3の冒頭においてグリーヴァス将軍によって殺害されるシーンが撮影されており、DVDの特典映像に収録されていた。このシーンは本編ではカットされ、ほぼ同時製作であったアニメ『クローン大戦』やエピソード3自体の本編との矛盾が見られるなど設定自体が破棄された形になっている。また、このシーンがカットされた事を受けてオーダー66によってジェダイ聖堂においてダース・ベイダーとなったアナキン・スカイウォーカーに殺害されるシーンが追加撮影されているが、これも本編にもDVDの特典映像にも収録されておらず、結局最終的に公開されたこの映画の本編ではシャク・ティの死亡シーンは描かれなかった。その後、ブルーレイ化された際に収録され、正式にアナキンに殺害された設定となった[要出典]

その一方で、2020年Disney+で配信された『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』シーズン7において、シャクは分離主義者によるコルサント襲撃(エピソード3の冒頭に繋がる出来事)に際してパルパティーンの護衛に送られたが連絡が取れなくなったという状況がオビ=ワンによって語られている。これによってグリーヴァスと対面したという設定も残ったものと見られるが、その後の状況は不明であり、DVDの特典映像の通りグリーヴァスによって殺害されたかは定かではない。

レジェンズ

マイナーキャラではあるが、ポジション的に製作者側が使いやすい位置におり、そのため番外編やスピンオフ作品において活躍することが多い。アニメ『スター・ウォーズ クローン大戦』の第2シーズンやスピンオフ小説『悪の迷宮』では重要な脇役として描かれており、特にアニメではパルパティーンの護衛としてグリーヴァス将軍達と死闘を演じている。

偕成社『スター・ウォーズ エピソード2データブック』には、「惑星シリ出身で、トグルータのジェダイ・マスター。この種族は辛辣だというイメージがあるが、実際にはそうではない。しかし、シャアク・ティーはかんたんには他人の意見には賛同しない」という記述がある。

エピソード3がブルーレイ化される以前に発表された時系列的にはエピソードIIIとIVの間に位置するゲーム“スター・ウォーズ フォース アンリーシュド”ではシャク・ティは殺害を逃れコルサントを脱出、惑星フェルーシアで後進の指導に当たった事になっており、このゲーム中においてエピソード3で用意されていた設定とは異なる最期が描かれている。

脚注

  1. ^ 偕成社『スター・ウォーズ エピソード2データブック』『スター・ウォーズ エピソード3データブック』
  2. ^ ソニーマガジンズ『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐 写真集』

シャクティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/14 15:08 UTC 版)

シャクティ

ヒンドゥー教

インドの事物

人物

  • シャクティ (舞踊家) - インドの血を引く日本の舞踏家。
  • シャクティ・サマンタ - インドの映画監督。
  • シャクティ・カプーア - インドの俳優。

地理

音楽

  • シャクティ (バンド) - 1974年結成のジョン・マクラフリンらによるフュージョンバンド。
    • シャクティ (シャクティのアルバム) - シャクティのファーストアルバム。
  • シャクティ (デイヴィッド・S・ウェアのアルバム) - デイヴィッド・S・ウェアによる2009年のアルバム。
  • シャクティ・レコーズ - ナラダ・プロダクションが過去に使用していたレーベル。

映画

  • シャクティ (1982年の映画)
  • シャクティ (2002年の映画)
  • シャクティ (2011年の映画)
  • シャクティ (2012年の映画)

フィクションの事物

関連項目


シャク・ティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 05:40 UTC 版)

スター・ウォーズ フォース アンリーシュド」の記事における「シャク・ティ」の解説

ラーム・コタ同様にクローン大戦時、オーダー66免れたジェダイ・マスター

※この「シャク・ティ」の解説は、「スター・ウォーズ フォース アンリーシュド」の解説の一部です。
「シャク・ティ」を含む「スター・ウォーズ フォース アンリーシュド」の記事については、「スター・ウォーズ フォース アンリーシュド」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「シャク・ティ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「シャクティ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「シャク・ティ」の関連用語

シャク・ティのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



シャク・ティのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのシャク・ティ (改訂履歴)、シャクティ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのスター・ウォーズ フォース アンリーシュド (改訂履歴)、地母神 (改訂履歴)、とある魔術の禁書目録 アーカイブス (改訂履歴)、BLADESTORM 百年戦争 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS