シド_(歌手)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > シド_(歌手)の意味・解説 

シド (歌手)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/05 04:49 UTC 版)

シド
Syd
オッド・フューチャーのライブでDJを務めシド(2011年)
基本情報
出生名 Sydney Loren Bennett
シドニー・ローレン・ベネット
別名
  • Syd tha Kyd
  • Frisco
生誕 (1992-04-23) 1992年4月23日(33歳)
アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス
ジャンル
職業
担当楽器
活動期間 2009年 - 現在
レーベル
共同作業者

シドSyd、本名: Sydney Loren Bennett、1992年4月23日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス出身の歌手ソングライター音楽プロデューサーである。以前はシド・ザ・キッドSyd tha Kyd)の名で活動していた。タイラー・ザ・クリエイター率いるヒップホップ・グループ、オッド・フューチャーのメンバーで、現在はソウル・バンドのジ・インターネットや、ソロ・アーティストとして活動している[1]

来歴

1992年4月23日、シドことシドニー・ローレン・ベネットはカリフォルニア州ロサンゼルスで生まれた。母親はかつてDJを目指しており、叔父は有名なレゲエ・プロデューサーのマイキー・ベネット(Mikey Bennett)である[2][3]。シドが14歳の時、自宅に小さな音楽スタジオを作り、サウンド・エンジニアリングを学び音楽プロデュースの世界に入った[3]

2008年、タイラー・ザ・クリエイターが主催するヒップホップ・グループ、オッド・フューチャーに加入する[4]

2011年2月27日、ソロ・デビュー・ミックステープ『Raunchboots』をリリースした。同年、シドはオッド・フューチャーのメンバーであるマット・マーシャンズらと共にジ・インターネットを結成する。

2016年3月11日、オッド・フューチャーから脱退を正式に発表した[5]

2017年1月13日、ソロ・デビュー・シングル「All About Me」をリリース。プロデュースはジ・インターネットのメンバーであるスティーヴ・レイシーが担当した。2月3日、初のソロ・アルバム『フィン』をリリースする。

9月7日、3曲入りEP『Always Never Home』をリリースした。

人物

インタビューなどで、シドはゲイであることを明かしている。彼女は自分のセクシュアリティには満足しているが、それが自分のキャリアを定義されることを拒んでいる。彼女は私生活の話が自分の音楽に影を落とすことを心配しており、レズビアンという言葉が嫌いだとまで言っている[6]

2012年1月、歌手のアリシア・キーズに対して、同性愛者であることをカミングアウトするべきだと主張した[7]

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

  • 『フィン』 - Fin (2017年、Columbia)
  • Broken Hearts Club (2022年、Columbia)

EP

  • Always Never Home (2017年)

ミックステープ

  • Raunchboots (2011年)

ジ・インターネット

  • Purple Naked Ladies (2011年)
  • 『フィール・グッド』 - Feel Good (2013年)
  • 『エゴ・デス』 - Ego Death (2015年)
  • 『ハイヴ・マインド』 - Hive Mind (2018年)

Odd Future

  • 『ザ・オッド・フューチャー・テープ Vol.2』 - The Odd Future Tape Vol. 2 (2011年)

脚注

  1. ^ Don’t Mourn the End of Odd Future, It’s a Waste of Time” (英語). www.vice.com. 2020年11月1日閲覧。
  2. ^ Mikey Bennett 'pencils out' songwriting career” (英語). jamaica-gleaner.com (2010年12月10日). 2020年11月2日閲覧。
  3. ^ a b Odd Future’s Syd the Kyd Talks Music, Identity and The Internet | Mass Appeal”. web.archive.org (2012年9月22日). 2020年11月2日閲覧。
  4. ^ Syd The Kyd” (英語). Interview Magazine (2011年10月23日). 2020年11月2日閲覧。
  5. ^ https://hiphopdx.com, HipHopDX- (2016年3月11日). “Syd Tha Kyd Details Departure From Odd Future”. HipHopDX. 2020年11月2日閲覧。
  6. ^ Odd Future's Syd the Kyd Joins The Internet” (英語). LA Weekly (2012年1月12日). 2020年11月2日閲覧。
  7. ^ オッド・フューチャーのシド、「アリシア・キーズはカミングアウトしてほしい」 - bmr.jp

外部リンク


「シド (歌手)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「シド_(歌手)」の関連用語

シド_(歌手)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



シド_(歌手)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのシド (歌手) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS