ザビエルにちなんだ修行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 09:36 UTC 版)
「フランシスコ・ザビエル」の記事における「ザビエルにちなんだ修行」の解説
聖フランシスコ・ザビエルに対する9日修行がある。3月4日から12日まで行う。9日にわたる修行の形式の起こりは、イエズス・キリストが昇天ののち9日で聖霊降臨したことにある。特に聖人ザビエルに対する祈祷の起源は、イタリアの17世紀の神父フランシスコ・マストリリ(it:Marcello Mastrilli)が発起したことにある。30歳のとき聖母マリアの祝典の際に重傷を負った神父が蘇生する際、ザビエルが旅人の姿で現れ、東洋での宣教を説いたことに基づく。神父は時の教皇ウルバヌス8世の許可を受けてインドのゴア、マカオ、マニラを経て1637年(寛永14年)に来日するにいたった。なお、3月12日は聖ザビエル及び聖イグナチオ・デ・ロヨラの列聖日にも当たる。
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