サポートしている形式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/30 16:51 UTC 版)
「VHD (ファイルフォーマット)」の記事における「サポートしている形式」の解説
容量固定 あらかじめ決めたボリュームサイズと同等のファイルサイズで作成される。ステートレスになるため、VHDファイルのフラグメント化やメタデータ破損を防ぐことができる。また、ホスト上のファイルオフセットとゲスト上のディスクオフセットが一致するため下位レイヤーのアライメントと揃えることが容易である。しかし、サイズが大きいために物理的なVHDファイルの取り扱いが難しくなることもある。 容量可変 あらかじめ決めたボリュームサイズよりも小さいファイルサイズで作成され、使用に応じてVHDファイルのサイズが増加する。この形式の場合、オフライン編集を行うことによってファイルサイズが縮小し、物理的なVHDファイルの移動が容易になる。 差分 元のVHDイメージと使用した場合の差分を扱う。 ハードディスクへのリンク 物理ハードディスクのリンクまたはパーティションとして使用する形式。Virtual Serverやバージョン2007までのVirtual PCでサポートされていた。Windows Virtual PCやHyper-V、Windows 7以降のVHDサポートではサポートされていない。 分割 論理フォーマットではなく格納方式であり、固定+分割/可変+分割/差分+分割で使われる。Virtual Serverやバージョン2007までのVirtual PCでサポートされていた。Windows Virtual PCやHyper-V、Windows 7以降のVHDサポートではサポートされていない。
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