サフラ家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 14:31 UTC 版)
ソラヤ レオンの姉。サラディナーサの伯母。フロンテーラ惣領家の重鎮として、レオンやサラディナーサを支える。周囲には恐れられているが、サラディナーサには優しい伯母である。かつては父や弟達同様艦隊を率いて、海に出ていた事もある。 歳の離れた末弟のレオンを溺愛していた(レオンの上に、二人の弟がいたが、事故と戦闘で相次いで死亡している)。フェリペ2世とは幼なじみでもある。 若い頃。スペインの宮廷では多数の貴公子から、「猛く 気高く 麗しく」と求婚されたが、マルティネスと結婚した事で「多くの貴公子が泣いた」(キハノ談)とのこと。 別名・フロンテーラの黒姫、暁の乙女。父の死後、フロンテーラ一族の主だった者は彼女に惣領となるよう要望したが、「惣領はレオン」と頑なに拒否した。これは、レオンを溺愛していたからだけでなく、レオンにフロンテーラの惣領に必要な「周囲を狂奔させる熱」を見出していた為である(フェリペ2世に対し、この輝きを持つ者はソラヤの知る限りではフェリペの父・カルロス1世、第62代フロンテーラ惣領コンデス・パラシオ、レオン、そしてサラディナーサの四名であり、サラディナーサの輝きが最も強いと言っている)。夫のマルティネス・サフラとともに、レオンを当主として育て上げた。 マルティネス・サフラ ソラヤの夫。奴隷としてガレー船のこぎ手をしていた時、船を襲ったフロンテーラに助けられた。 ソラヤに恋し、剣の腕を磨いて第62代フロンテーラ惣領・コンデス=パラシオの腹心となり、ソラヤとの結婚を一族中に認めさせた。フロンテーラ歴代随一と謳われる剣士。13歳で当主となったレオンをフロンテーラの惣領として養育し、後にカリブで戦死。 エルナン・サフラ マルティネスとソラヤの息子(サラディナーサの従兄)。 サラディナーサを愛しているが、フロンテーラでは、惣領家は掟として従兄妹以上の近親婚を認めないため、彼女とは結婚できない立場にある。 柔和な外見に似合わず、フロンテーラ一族で五指に入る剣の使い手。銃の扱いも得意である。母とともにサラディナーサを支える。
※この「サフラ家」の解説は、「サラディナーサ」の解説の一部です。
「サフラ家」を含む「サラディナーサ」の記事については、「サラディナーサ」の概要を参照ください。
- サフラ家のページへのリンク