サバイバル術としての平泳ぎ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 03:53 UTC 版)
「平泳ぎ」の記事における「サバイバル術としての平泳ぎ」の解説
推進効率の悪さという短所がある一方で、平泳ぎは、容易に正面を向いて泳ぎ続けられる長所をもっているため、呼吸法を習得していない初心者にも受け入れられやすく、また、遭難者に接近する泳法としても重宝されていた。船舶が沈没した際、重油まみれだったり、障害物が多数浮遊する海面を泳ぐ際も、顔を水に付けない平泳ぎは、極めて有効である。競技としての平泳ぎはスピード向上の研究が常に図られているが、近年、サバイバル泳法としても見直されてきている。4泳法の中で牽引泳では最も重い重量を引くことができる馬力がある泳法であり、特に平泳ぎのキックによる推力は4泳法中最大であることから、ロープで物を引っ張りながら泳ぐ際に平泳ぎのキックを使うこともある。
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