サイレン (ロキシー・ミュージックのアルバム)
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『サイレン』 | ||||
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ロキシー・ミュージック の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | ロンドン、AIRスタジオ(1975年7月-9月) | |||
ジャンル | アート・ロック、グラムロック、アート・ポップ | |||
時間 | ||||
レーベル | ![]() EG(リイシュー盤) ![]() リプリーズ(リイシュー盤) |
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プロデュース | クリス・トーマス | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ロキシー・ミュージック アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「Love Is The Drug」 - YouTube 「Both Ends Burning」 - YouTube |
『サイレン』(Siren)は、ロキシー・ミュージックが1975年に発表したアルバム。通算5作目。
「『ローリング・ストーン』誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500」において、374位にランクイン[1]。
解説
ブライアン・フェリーの共作者名には、前作と前々作に記載されたアンディ・マッケイとフィル・マンザネラの名前に加えて、エディ・ジョブソンの名前も見受けられる。前作と前々作同様に、ジョン・ガスタフソンがサポート・ベーシストとして参加した。
ジャケットに写っている女性モデルは、テキサス州出身で後に元ミック・ジャガー夫人になるジェリー・ホールである[2][注釈 1]。
「恋はドラッグ」と「ボス・エンズ・バーニング」がシングル・カットされた。前者は全英2位、全米30位の大ヒットとなった。
ロキシー・ミュージックは本作発表後に行なったイギリス、ヨーロッパ、アメリカでのツアー[注釈 2][3]が終了した後、1976年6月末に解散した[4]。
収録曲
特記なき楽曲はブライアン・フェリー作。
- 「恋はドラッグ」 - "Love is the Drug" (フェリー、アンディ・マッケイ)
- 「エンド・オブ・ザ・ライン」 - "End of the Line"
- 「センティメンタル・フール」 - "Sentimental Fool" (フェリー、マッケイ)
- 「ワールウィンド」 - "Whirlwind" (フェリー、フィル・マンザネラ)
- 「シー・セルズ」 - "She Sells" (フェリー、エディ・ジョブソン)
- 「クッド・イット・ハップン・トゥ・ミー」 - "Could it Happen to Me?"
- 「ボス・エンズ・バーニング」 - "Both Ends Burning"
- 「ナイチンゲール」 - "Nightingale" (フェリー、マンザネラ)
- 「ジャスト・アナザー・ハイ」 - "Just Another High"
参加メンバー
ロキシー・ミュージック
- ブライアン・フェリー – ボーカル、キーボード、ハーモニカ
- アンディ・マッケイ – オーボエ、サクソフォーン
- フィル・マンザネラ – ギター
- ポール・トンプソン – ドラム
- エディ・ジョブソン - ヴァイオリン、シンセサイザー、キーボード
- ジョン・ガスタフソン[注釈 3]Template:Ndadh}ベース
スタッフ
- スティーヴ・ナイ – レコーディング・エンジニア
- ロス・カラム – アシスタント・エンジニア
- マイケル・セラーズ – アシスタント・エンジニア
- ボブ・ラドウィック – リマスタリング・エンジニア (1999年)
- ロンドン・AIRスタジオにて1975年に録音
脚注
注釈
- ^ ホールは雑誌ヴォーグのイギリス版の1975年5月号の表紙を飾ってフェリーの目に留まり、本作のジャケットのモデルに抜擢された。同年夏にイギリスに招かれてウェールズで撮影に臨み、それをきっかけに二人は交際し始めた。彼女は1977年の末にフェリーを去ってジャガーの下に走り、やがて夫人の座を射止めたが結局離婚した。
- ^ イギリス・ツアーの前座を務めたのは、加藤和彦、高橋幸宏らを擁するサディスティック・ミカ・バンドだった。彼等のセカンド・アルバム『黒船』(1974年)をプロデュ―スしたのは、セカンド・アルバム『フォー・ユア・プレジャー』、前々作『ストランデッド』、そして本作のプロデューサーであるクリス・トーマスだった。
- ^ 契約上は準メンバーである。
出典
- ^ 500 Greatest Albums of All Time: Roxy Music, 'Siren' | Rolling Stone
- ^ Buckley (2004), pp. 189–191.
- ^ Buckely (2004), pp. 197–201.
- ^ Buckley (2004), p. 201.
引用文献
- Buckley, David (2004). The Thrill of It All: The Story of Bryan Ferry & Roxy Music. London: Andre Deutsch. ISBN 0-233-05113-9
外部リンク
「サイレン (ロキシー・ミュージックのアルバム)」の例文・使い方・用例・文例
- 一晩中消防のサイレンが聞こえていた
- ジェニーはピアノで「サウンド・オブ・サイレンス」を聞き覚えで弾いた
- サイレンは緊急事態を知らせる合図です
- 空襲警報のサイレン
- 消防車のサイレンの音
- アメリカの競走馬サンデーサイレンスは、フレグモーネが原因で亡くなった。
- 神経のスーパーサイレンサーは科学者によって開発された。
- 彼はコートからサイレンサーを取り出し拳銃に固定した。
- 私の部屋でサイレンが鳴っている。
- サイレンが急変を知らせました。
- 葉子と私はサイレンが近くで止まるのを聞いて、何が起きたのかとすぐに飛び出していこうとした。
- 正午のサイレンが鳴っている。
- サイレンが鳴った。
- 救急車のサイレン.
- サイレンを鳴らす.
- 夜の静寂を破ってサイレンが響いた.
- そらサイレンだ.
- ほらサイレンが鳴っている.
- 東京の町を歩いて救急車のサイレンを聞かない日は殆どない.
- 真夜中に消防車のけたたましいサイレンで目が覚めた.
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