サイクルカーの衰退
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/21 17:51 UTC 版)
1920年代初期にはサイクルカーは大変流行していた。一方、大量生産自動車メーカーのフォードなどは販売価格をより下げることができた。企業としては弱小だったサイクルカーメーカーの足元が見られていた。同じように安価な乗用車として欧州ではモーリス カウレー(1915-1935)、シトロエン 5CV(1922-1926)やオースチン 7(1922–1939)が登場しサイクルカーを駆逐した。 サイクルカー・ブームは終わり主要なサイクルカーメーカーは会社を閉じた。Chater-Leaのようにモーターサイクルに戻って生き残った会社もある。 その後、第二次世界大戦後に小型で経済的な乗用車が再び求められ新たなメーカー群が現れた。サイクルカーという名称は復活せず、それらの車両を指してこんにちでは主としてマイクロカーと呼ばれ、その中でも容積効率を追求したまるっこい形態のものをバブルカーと呼んでいる。
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