ゴルゴンゾーラチーズとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/06 18:22 UTC 版)
「ゴルゴンゾーラ (ミラノ県)」の記事における「ゴルゴンゾーラチーズとの関係」の解説
ゴルゴンゾーラチーズの歴史は中世にさかのぼるが、その誕生を明確に記録したものはなく、いくつかの物語が語られる。次に掲げるのもそうした発祥物語のひとつである。 ミラノ近郊のこの村は、高地で放牧していた牛を平地に下ろす際に休憩地となっていた。牧夫がお礼として提供した牛乳を材料に、村人がチーズを生産して販売するようになり、ゴルゴンゾーラ村はチーズ産地として知られるようになった。あるとき、村のチーズ職人の青年が恋にうつつを抜かして仕事をおろそかにしたことから、偶然このブルーチーズができたのだ、という。 ゴルゴンゾーラの町はフェスティバルを行うなどして、このブルーチーズがこの地で発祥したという名誉を主張している。ただし、このブルーチーズの発祥地論争には、パストゥーロなど他のいくつかの町も名乗りをあげている。 なお、都市化が進んだ今日、この町でゴルゴンゾーラチーズはつくられてはいない。
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