コンピュータゲームのリメイク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 15:16 UTC 版)
「リメイク」の記事における「コンピュータゲームのリメイク」の解説
発売からある程度年月の経ったゲームソフトや、ハード・ソフトの製造・販売が中止され、入手することが困難になったゲームソフトが、最新機種をプラットフォームとしてリメイクされることがある。 例を挙げると、1993年に、かつてファミリーコンピュータ用として発売された『スーパーマリオブラザーズ』シリーズの4作品(1~3と『スーパーマリオUSA』)が、当時の最新機種であったスーパーファミコンをプラットフォームとして『スーパーマリオコレクション』として1本のソフトとしてリメイクされた。 同じく1993年、同様にファミリーコンピュータの『ドラゴンクエスト』シリーズの第1作と第2作がスーパーファミコン用ソフトとして『ドラゴンクエストI・II』としてリメイクされた。 その後も、『ドラゴンクエスト』シリーズや『ファイナルファンタジー』シリーズ、『ポケットモンスターシリーズ』などの過去の人気作品がリメイクされている。 一口に「リメイク」といっても、比較的基本に忠実なリメイク作品もあれば(『ドラゴンクエスト』シリーズのリメイクなど)、オリジナルを大きく逸脱したリメイク作品もある(『スプラッターハウス わんぱくグラフィティ』、『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』、『ファイナルファンタジーIII 3D REMAKE』など)。 リメイクされる際、オリジナル版発売当時のグラフィック・難易度で再現されるとは限らず、グラフィックのブラッシュアップやムービーの追加、現在のゲームユーザー(特にライトユーザー)にアピールするために難易度を引き下げるなどの措置を施されることもある。 また、一つのシリーズ作品における初期の作品がリメイクされる場合には、現行の作品のシステムを組み込んでプレイの効率化を図っていたり、『ポケットモンスター』シリーズのようにハードの違いから通信が不可能だった作品をリメイクにより可能にする目的もある。 なお、あえて古い見た目にリメイクすることを、ディメイク (demake) という。en:Video game remake#Demakesも参照。
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