コンツェルト-ライヴ・イン・U.S.S.R.とは? わかりやすく解説

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コンツェルト-ライヴ・イン・U.S.S.R.-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/31 23:22 UTC 版)

コンツェルト-ライヴ・イン・U.S.S.R.-
ビリー・ジョエルライブ・アルバム
リリース
録音 1987年 ソビエト連邦
ジャンル ロック
時間
レーベル コロムビア・レコード
プロデュース ジム・ボイヤー
ブライアン・ラグルス
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 38位(アメリカ)
  • ビリー・ジョエル アルバム 年表
    ザ・ブリッジ
    (1986年)
    コンツェルト-ライヴ・イン・U.S.S.R.-
    (1987年)
    ストーム・フロント
    (1989年)
    テンプレートを表示

    コンツェルト-ライヴ・イン・U.S.S.R.-(原題:Концерт)は、ビリー・ジョエル1987年10月に発表したライヴ・アルバム。同年7月から8月にかけて行われた、ソビエト連邦でのツアーの模様を収録。

    解説

    アルバム『ザ・ブリッジ』(1986年)に伴うツアーの締めくくりとして、1987年7月26日・27日・29日にモスクワで、8月2日・3日・5日にレニングラードで公演を行う。また、同国のテレビ番組やラジオ番組にも出演。「オネスティ」、「時代は変る」(ボブ・ディランのカヴァー)は放送用に行われたスタジオ・ライヴの音源。更に、トビリシで予定外の公演も行われ[1]、「オドイア」は、同地の合唱団ジュルナリストと共にレコーディングされたグルジア民謡。

    ステージにおけるビリーのMCは、Oleg Smirnoffにより通訳された。7月27日のモスクワ公演では、会場のセキュリティの厳しさに不満を抱いたビリーが、マイク・スタンドを破壊したり、エレクトリックピアノを倒す等のワイルドなパフォーマンスをするという出来事もあった[2]

    レニングラード公演の模様は、アメリカケーブルテレビHBOにより、1987年10月24日にドキュメンタリー番組として放送された[1]

    本作ではビリーのバンドメンバー及び多数のゲストミュージシャンが参加しているが、バンドで長年リードギターを担当しているデヴィッド・ブラウンとビリーの作品をこれまで手掛けてきたプロデューサーのフィル・ラモーンは同行していない。

    収録曲

    特記なき楽曲はビリー・ジョエル作。

    1. オドイア - "Odoya" (Traditional) - 1:17
    2. 怒れる若者 - "Angry Young Man" - 5:24
    3. オネスティ - "Honesty" - 3:58
    4. グッドナイト・サイゴン〜英雄達の鎮魂歌 - "Goodnight Saigon" - 7:19
    5. 恋の切れ味 (スティレット) - "Stiletto" - 5:09
    6. ビッグ・マン・オン・マルベリー・ストリート - "Big Man on Mulberry Street" - 7:17
    7. ベイビー・グランド - "Baby Grand" - 6:09
    8. イノセント・マン - "An Innocent Man" - 6:09
    9. アレンタウン - "Allentown" - 4:23
    10. マター・オブ・トラスト - "A Matter of Trust" - 5:09
    11. 若死にするのは善人だけ - "Only the Good Die Young" - 3:30
    12. 真夜中のラブコール - "Sometimes a Fantasy" - 3:38
    13. アップタウン・ガール - "Uptown Girl" - 3:08
    14. ビッグ・ショット - "Big Shot" - 4:44
    15. バック・イン・ザ・U.S.S.R. - "Back in the U.S.S.R." (Lennon-McCartney) - 2:43
    16. 時代は変る - "The Times They Are A-Changin'" (Bob Dylan) - 2:54

    参加ミュージシャン

    • ビリー・ジョエル - ボーカルキーボードギター
    • リバティ・デヴィート - ドラムス
    • ダグ・ステッグマイヤー - ベース
    • デイヴ・レボルト - キーボード
    • ラッセル・ジェイヴァース - ギター
    • ケヴィン・デュークス - ギター
    • マーク・リヴェラ - サックス
    • ピーター・ヒューレット - バッキング・ボーカル
    • ジョージ・シムズ - バッキング・ボーカル
    • ジュルナリスト - ボーカル(on 1.)

    脚注

    1. ^ a b 『ビリー・ジョエル 素顔の、ストレンジャー』(マーク・ベゴ:著、山本安見:訳、東邦出版、ISBN 978-4-8094-0730-7)p.275-277
    2. ^ 日本盤CD(MHCP 1021)ライナーノーツ(鈴木道子、1987年10月)




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