時代は変る_(ボブ・ディランの曲)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 時代は変る_(ボブ・ディランの曲)の意味・解説 

時代は変る (ボブ・ディランの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/16 15:13 UTC 版)

時代は変る
ボブ・ディラン楽曲
収録アルバム 時代は変る
リリース 1964年1月13日
規格 12" アルバム
録音 1963年10月24日
ニューヨーク
コロムビア・レコーディング・スタジオ
ジャンル フォーク
時間 3分15秒
レーベル コロムビア
作詞者 ボブ・ディラン
作曲者 ボブ・ディラン
プロデュース トム・ウィルソン
時代は変る 収録曲
Side 1
  1. 時代は変る
  2. 「ホリス・ブラウンのバラッド」
  3. 「神が味方」
  4. いつもの朝に
  5. 「ノース・カントリー・ブルース」
Side 2
  1. しがない歩兵
  2. スペイン革のブーツ
  3. 「船が入ってくるとき」
  4. 「ハッティ・キャロルの寂しい死」
  5. 「哀しい別れ」
ミュージックビデオ
「The Times They Are a-Changin'」 - YouTube
「時代は変る
The Times They Are a-Changin'」
ボブ・ディランシングル
初出アルバム『時代は変る
B面 ワン・モア・チャンス
リリース
規格 7" シングル
ジャンル フォーク
時間
レーベル コロムビア
作詞・作曲 ボブ・ディラン
プロデュース トム・ウィルソン
チャート最高順位
  • 9位(全英シングル・チャート)
ボブ・ディラン シングル 年表
風に吹かれて
b/w
くよくよするなよ
1963年
時代は変る
b/w
ワン・モア・チャンス
(1965年)
サブタレニアン・ホームシック・ブルース
b/w
シー・ビロングズ・トゥ・ミー
(1965年)
テンプレートを表示

時代は変る」(じだいはかわる、原題: The Times They Are a-Changin' )は、ボブ・ディラン1964年にリリースされたアルバム『時代は変る』のタイトル・ナンバー。

ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2010年版)では59位にランクされている[1]ロックの殿堂の「ロックン・ロールの歴史500曲(500 Songs that Shaped Rock and Roll)」の1曲にも選出されている。

解説

楽曲

ケネディの大統領就任演説にヒントを得て作られたものとされ、ライターや議員・親たちに向って古い価値観が通用しなくなっていることを説く、典型的なメッセージソングである。民衆の生活感情を主体とした従来のフォークに対し、大学生を中心としたカレッジ・フォークの性格をよく示しており、ディランにその世代のスポークスマンというイメージを与える上で大きな力があった作品である。

曲についてディランは、「たぶん古いスコットランドフォーク・ソングだ。フォークのトラディショナルな曲さ」と発言している[2]アイルランドやスコットランドのバラッド "Come All Ye Bold Highway Men" や "Come All Ye Tender Hearted Maidens" といった曲をベースにしている[3]

レコーディング

「時代は変る」は、1963年の9月から10月にかけて書かれ Witmark Music Publishing Company社への出版登録用にディランがピアノで演奏したデモ録音が『ブートレッグ・シリーズ第1〜3集』(1991年)に収録されている。その後、10月23日24日にレコーディングが行われ、ボブのサード・アルバムのタイトル曲となった。このセッション時の別テイクが、アルバム『ラヴ・アンド・セフト』(2001年)の初回盤に付属のボーナス・ディスクに収録されている。

収録アルバム

スタジオ録音

ライブ録音

カバー・バージョン

アルバム・シングル

コンサート

コンサートではザ・バーズマーク・ボランドン・ヘンリートレイシー・チャップマンブルース・スプリングスティーンジョン・クーガー・メレンキャンプトム・オデールエディ・ヴェダークリス・コーネルファースト・エイド・キットなどがカバーを行っている。

楽曲が使用された作品

映画

2009年に公開された映画『ウォッチメン』のオープニングシーンで使用された。

脚注

  1. ^ Bob Dylan, 'The Times They Are A-Changin' | 500 Greatest Songs of All Time | Rolling Stone
  2. ^ Dylan 'reveals origin of anthem'”. BBC News (2004年4月11日). 2009年8月1日閲覧。
  3. ^ バイオグラフ』(1985年キャメロン・クロウによるライナー・ノート
  4. ^ Kelman, John (2010年6月21日). “Herbie Hancock: The Imagine Project”. All About Jazz. 2021年8月13日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「時代は変る_(ボブ・ディランの曲)」の関連用語

時代は変る_(ボブ・ディランの曲)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



時代は変る_(ボブ・ディランの曲)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの時代は変る (ボブ・ディランの曲) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS