コロヌスとは? わかりやすく解説

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コロヌス【(ラテン)colonus】


コロヌス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/08 08:54 UTC 版)

コロヌス英語:Colonus)とは、古代ローマ帝国後期にあったコロナートゥスにおける小作人制度。征服によって獲得した奴隷を使うラティフンディア制度が奴隷の数の減少によって崩壊したことにより登場した制度「コロナートゥス」での労働者身分であった。後に、この制度が前身となって中世の「農奴制」へと変遷する[1][2]


  1. ^ 帝国の人口不足による富豪への税収の一極化が起こっていたことが背景にあった
  1. ^ The Pictorial History of England: Being a History of the People, as Well as ... - George Lillie Craik, Charles MacFarlane - Google Książki”. 2020年6月閲覧。
  2. ^ The Edinburgh Review, Or Critical Journal: ... To Be Continued Quarterly - Google Książki”. 2020年5月閲覧。
  3. ^ a b Mackay, Christopher (2004). Ancient Rome: A Military and Political History. New York: Cambridge University Press. p. 298. ISBN 0521809185 
  4. ^ Pliny's six occurrences of latifundia are in his Natural History, 13.92, 17.192, 18.17, 18.35, 18.261 and 18.296.
  5. ^ 『薄闇のローマ世界』本村凌次 著
  6. ^ a b c 『ローマ史』本村凌次 著、p260、PHP研究所
  7. ^ ギボン『ローマ帝国衰亡史』 筑摩書房、1976年11月-1993年9月
  8. ^ 平凡社 2022a, p. 「コロナトゥス」.


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