コピック塗り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/16 18:10 UTC 版)
MAX渡辺が考案し提唱している、アルコール性マーカーのコピックを用いた模型の塗装法。未塗装あるいは基本塗装を施したモデルにコピックで描き込み、ブレンダーと呼ばれる溶剤ペンでぼかしや拭き取りを行うもの。通常の模型用塗料を用いる方法に比べて手軽でシンナー臭も無く、失敗しても容易に拭き取ってリトライ(再塗装)できるなどの利点がある。マックスファクトリーから専用の「コピックモデラー」が発売されているが、もちろん通常のコピックでも可能である。 主に陰影や汚れなどのウェザリングに用いられることが多い。 もともとプラモデルの塗装にコピックやポスターカラーといった普通文房具を用いる技法はあり、MAX渡辺が開いていたプラモ道場の研究生も行っていたが、プラスチック素材に対して定着性の悪いコピックを、ざらざらしたつや消し仕上げの「油性アクリル塗料(模型用ラッカー、アクリルラッカー)」の下地に描きこみ、上からも「油性アクリル塗料」のクリアー(透明)をコーティング(スプレーで吹きつけ覆う、被せる)する方法等によりMAX渡辺が技法を完成させ、広く紹介した。
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