ケプラー32
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/17 08:44 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ケプラー32 Kepler-32 |
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星座 | はくちょう座 |
視等級 (V) | 12.757±0.024(K-band)[1] 15.801(Kepler-band)[2] |
変光星型 | 食変光星 |
分類 | 赤色矮星 |
軌道の種類 | 銀河系を周回する周回軌道 |
位置 元期:J2000.0 |
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赤経 (RA, α) | 19h 51m 22.18s[1][2] |
赤緯 (Dec, δ) | +46° 34′ 27.41″[1][2] |
視線速度 (Rv) | -32.5±0.5 km/s[1] |
固有運動 (μ) | 20.0 mas[1] |
距離 | 987.78±45.64光年 (303±14パーセク[1]) |
物理的性質 | |
半径 | 0.53±0.02 R☉[1] |
質量 | 0.54±0.02 M☉[1] |
表面重力 | 4.74 cgs[1] |
スペクトル分類 | M1V[1] |
表面温度 | 3793+80 −74 K[1] |
金属量[Fe/H] | -0.01±0.09 dex[1] |
年齢 | >2 Gyr[1] |
別名称 | |
別名称 | |
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太陽 | ケプラー32 |
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ケプラー32(英語:Kepler-32)は地球からはくちょう座の方向に、約1000光年先にあるスペクトル型M1V型の赤色矮星である。
惑星系
2012年にケプラー宇宙望遠鏡の観測により5つの太陽系外惑星が発見された。最初にケプラー32bとケプラー32cが発見された。ケプラー32bは地球の2.25倍の半径を持ち、恒星から0.05AUの距離を6日で公転している。ケプラー32cは地球の2.02倍の半径を持ち、恒星から0.09AUの距離を8.7日で公転している。その後、さらに新たにケプラー32d、ケプラー32e、ケプラー32fが発見された。eとfは半径がそれぞれ、地球の1.5倍、0.81倍しかない為、地球のような岩石惑星である可能性が高い。
名称 (恒星に近い順) |
質量 | 軌道長半径 (天文単位) |
公転周期 (日) |
軌道離心率 | 軌道傾斜角 | 半径 |
---|---|---|---|---|---|---|
f | — | 0.013±0.0002 | 0.74296±0.00007 | — | 66.46° | 0.81±0.05 R⊕ |
e | — | 0.0323±0.0005 | 2.896±0.0003 | — | 89.95° | 1.5±0.1 R⊕ |
b | <4.1 MJ | 0.05 | 5.90124±0.0001 | — | 89.95° | 2.25±0.11 R⊕ |
c | <0.5 MJ | 0.09 | 8.7522±0.0003 | — | 87.66° | 2.02±0.11 R⊕ |
d | — | 0.128±0.002 | 22.7802±0.0005 | — | 89.95° | 2.7±0.1 R⊕ |
出典
関連項目
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