グレース大聖堂とは? わかりやすく解説

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グレース‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【グレース大聖堂】


グレース大聖堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/11 15:35 UTC 版)

グレース大聖堂
情報
旧名称 グレース教会
用途 米国聖公会
設計者 Lewis P. Hobart
構造形式 鉄筋コンクリート造[1]
着工 1927年
竣工 1964年
所在地 1051 Taylor st.
アメリカ合衆国
カリフォルニア州 サンフランシスコ
座標 北緯37.791912度
西経122.413009度
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グレース大聖堂(グレースだいせいどう、英語:Grace Cathedral)は、カリフォルニア州サンフランシスコにある米国聖公会大聖堂である。サンフランシスコのノブ・ヒル英語版にあり、カリフォルニア教区(カリフォルニア州中央部)の大聖堂である。

歴史

1849年カリフォルニア・ゴールドラッシュ時に「グレース教会」として建てられた。最初は小さな礼拝堂であったが、3回の改築を経て規模が拡大し、グレース大聖堂へと名を改めた。1906年サンフランシスコ地震で火災に遭い、当時の建物は崩壊した。その後に銀行家のクロッカー一族が持っていたノブ・ヒルの土地を寄付され、現在の所在地に移った。現在の建物は1927年から建築が始まり、1964年に完成している。

外装

打放し鉄筋コンクリート造ゴシック・リヴァイヴァル建築であり、パリのノートルダム大聖堂を模した外観をしている。

装飾、内装

ギベルティの門

ギベルティの門と呼ばれる重厚な門扉は、ロレンツォ・ギベルティが作ったフィレンツェサン・ジョヴァンニ洗礼堂の東側の扉「天国への門」の模造である。

ギベルティの門
ラビュリントス(迷路)

グレース大聖堂の床には、フランスシャルトルにあるシャルトル大聖堂の床にあるものと同じ迷路がある。

ラビュリントス(迷路)
ステンドグラス

内部には677平方メートルのステンドグラスが施されている。パリのノートルダム大聖堂に倣ってバラ窓も3つ存在する。

グレース大聖堂の内部
宗教間エイズ記念礼拝堂

キース・ヘリングの「キリストの生涯」というの祭壇画である。

その他

  • 少年聖歌隊などの合唱団体が有名である。
  • 日曜日にはオルガン演奏会が行われることもある。
  • 礼拝中以外は内部見学可能。

関連画像

参考文献

  • 地球の歩き方 サンフランシスコ2010
  • アメリカ西海岸 エリアガイド/102

脚注

  1. ^ Construction Plans: 2013 - Grace Cathedral, 2013年12月7日閲覧.

外部リンク



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