グラントが降伏を要求; リーが明言を避ける
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 04:14 UTC 版)
「カンバーランド教会の戦い」の記事における「グラントが降伏を要求; リーが明言を避ける」の解説
グラントは4月7日午後5時に、ファームビルからリーに宛てて次の手紙を書いた。 .mw-parser-output .templatequote{overflow:hidden;margin:1em 0;padding:0 40px}.mw-parser-output .templatequote .templatequotecite{line-height:1.5em;text-align:left;padding-left:1.6em;margin-top:0}将軍: 先週の結果は、この闘争における北パージニア軍の側でこれ以上抵抗を続けることについて、希望の無さを貴方が確信されたに違いない。私がそう感じるのであり、それについてこれ以上血を流す責任から私の任務を変え、北バージニア軍と呼ばれるアメリカ連合国軍の一部の降伏を求めるものである。 グラントの副参謀であるセス・ウィリアムズ准将(名誉少将)がグラントのリーに宛てた最初の伝言をもたらし、ハンフリーズ少将の参謀によって前線を越え、午後8時半頃に届けられた。 リーはこの伝言をロングストリートに見せたが、ロングストリートは「まだだ」と言った。リーのグラントに対する返信は、その状況の希望の無さについてはグラントに同意しないが、「無益な流血」を避けようとも思っており、その軍の降伏の条件を提示するようグラントに求めていた。リーの返信は前線を通過して約1時間後に届けられ、ウィリアムズがそれを持ってハイブリッジを越える回り道をしてファームビルに戻った。
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