クロマーティ伯爵とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > クロマーティ伯爵の意味・解説 

クロマーティ伯爵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/22 22:44 UTC 版)

クロマーティ伯爵: Earl of Cromartie, [ˈkrɒmərti] )は、イギリスの伯爵貴族連合王国貴族爵位。これまでに2度創設されており、前者はスコットランド貴族として、後者は連合王国貴族としての叙爵である。 いずれもマッケンジー家に対するもので、後者が現存する。


註釈

  1. ^ 4つの紋章は左からマクラウド家、マッケンジー家、アソル公爵マレー家、アースキン家のもの。2代伯(第1期)はマクラウド家の財産を引き継いだこと、3代伯(第1期)の母がアソル公爵家出身であったこと、初代伯(第1期)の母が旧家アースキン家の子女であったことにそれぞれ由来している。
  2. ^ 1895年ロンドン・ガゼットによれば、「3代女伯の両系男子」に限定されている。
  3. ^ 彼の叔父ケネス・マッケンジー(?-1610)は1609年にマッケンジー卿に叙されており、その息子コリン(?-1633)はシーフォース伯爵に昇叙している。これはクロマーティ伯爵家創設よりも早く、一族初の叙爵例であった。
  4. ^ 姉妹間の優劣がつかず停止となるケースはイングランド貴族爵位の男爵などでは散見されるが、子爵以上の爵位では稀である。類似例にはイングランド貴族爵位のアーリントン伯爵の事例が挙げられる。

出典

  1. ^ Way, George and Squire, Romily. (1994). Collins Scottish Clan & Family Encyclopedia. (Foreword by The Rt Hon. The Earl of Elgin KT, Convenor, The Standing Council of Scottish Chiefs). pp. 226 - 227.
  2. ^ a b c d Cromartie, Earl of (S, 1703 - forfeited 1746)”. Cracroft's Peerage. 2019年12月8日閲覧。
  3. ^ MACKENZIE, Hon. Sir Kenneth, 3rd Bt. (c.1658-1728), of Cromarty”. History of Parliament Trust.. 2019年12月8日閲覧。
  4. ^ Balfour Paul, James (1904). The Scots Peerage. Edinburgh :: D. Douglas. pp. 82–83. https://archive.org/stream/scotspeeragefoun03paul#page/82/mode/2up 2017年9月29日閲覧。 
  5. ^ a b c d e f g Cromartie, Earl of (UK, 1861)”. www.cracroftspeerage.co.uk. 2019年12月16日閲覧。
  6. ^ a b c d e Arthur G.M. Hesilrige (1921). Debrett's peerage, and titles of courtesy, in which is included full information respecting the collateral branches of Peers, Privy Councillors, Lords of Session, etc. Wellesley College Library. London, Dean. p. 256. https://archive.org/details/debrettspeeraget00unse/page/256 
  7. ^ "No. 22557". The London Gazette (英語). 18 October 1861. p. 4143.
  8. ^ Balfour Paul, James (1904). The Scots Peerage. Edinburgh :: D. Douglas. pp. 82–83. https://archive.org/stream/scotspeeragefoun03paul#page/82/mode/2up 2017年9月29日閲覧。 
  9. ^ No.26604”. The Gazette 5 March 1895. 2019年12月17日閲覧。
  10. ^ Debrett's peerage, and titles of courtesy”. London, Dean,(1921),p=256. 2019年12月17日閲覧。
  11. ^ Cabarfeidh of Clan MacKenzie Archived 2011-09-02 at the Wayback Machine.
  12. ^ Sutherland, Duke of (UK, 1833)”. www.cracroftspeerage.co.uk. 2019年12月16日閲覧。
  13. ^ Sutherland, Earl of (S, 1235)”. www.cracroftspeerage.co.uk. 2019年12月16日閲覧。


「クロマーティ伯爵」の続きの解説一覧

クロマーティ伯爵(第2期;1861)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/03 03:52 UTC 版)

「クロマーティ伯爵」の記事における「クロマーティ伯爵(第2期;1861)」の解説

初代クロマーティ伯爵サザーランド公爵夫人)アン・サザーランド=ルーソン=ゴア英語版) (1828–1892) 第2代クロマーティ伯爵フランシス・マッケンジー(英語版) (1852–1893)(1893年爵位停止第3クロマーティ伯爵シーベル・リリアン・ブラント=マッケンジー (1878–1962)(1895年停止解除) 第4代クロマーティ伯爵ロデリック・グラント・フランシス・マッケンジー(英語版) (19041989) 第5代クロマーティ伯爵ジョン・ローリー・グラント・マッケンジー(英語版) (1948-) 法定推定相続人は、現当主の息子であるターバット子爵(儀礼称号)コリン・ローリー・マッケンジー(1987-)。

※この「クロマーティ伯爵(第2期;1861)」の解説は、「クロマーティ伯爵」の解説の一部です。
「クロマーティ伯爵(第2期;1861)」を含む「クロマーティ伯爵」の記事については、「クロマーティ伯爵」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「クロマーティ伯爵」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「クロマーティ伯爵」の関連用語

クロマーティ伯爵のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



クロマーティ伯爵のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのクロマーティ伯爵 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのクロマーティ伯爵 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS