クロハ(サロハ)6190形
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「国鉄デハ6340系電車」の記事における「クロハ(サロハ)6190形」の解説
京浜線運転開始にともなって製造された二等三等合造中間付随車である。側面窓配置はD12222221Dで電動車とほとんど変わらないが、車体が長い分窓吹き寄せ部が広い。最初の10両の製造当初は、中間付随車と制御付随車の記号が区分されておらず、クロハ6190形と称したが、1915年に中間付随車の記号「サ」が制定されたため、サロハ6190形と改称された。さらに1917年(大正6年)には3両増備、同年には後述のサハ6420形からの改造車が4両が加わり、1918年(大正7年)には8両が増備され、全25両が出揃った。 定員は二等26人、三等56人(うち座席30人)である。 本形式の製造の状況は次のとおりである。 1914年度(10両)日本車輌製造 : 6190 - 6199 1917年度(7両)鉄道院大井工場 : 6200 - 6202(3両) 同上改造 : 6203 - 6206(4両改造。旧形式クハ6420形) 1918年度(8両)日本車輌製造 : 6207 - 6214
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