クレジットリンク債
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/07/16 02:52 UTC 版)
「クレジットデリバティブ」の記事における「クレジットリンク債」の解説
債務不履行などのクレジットイベントが起こると期限前に構成会社の債券で償還されるものとされているが、危険性のある商品である。商品性を高めるために利率を高く設定しているために買いやすく、特に高格付け企業だけで構成されていると、危険性が見えにくい。その「高格付け+高利回りの商品」を買わない担当者は、いないはずである。 最大の特徴は債券を構成した一つの企業でもデフォルト(債務不履行)を起こせば、全額が失われることである。例えば、リーマンという当時は高格付けであった会社などが組み合わされているために「高利回りで安全」ということで買った会社が多い。また、かなり下のレベルの交渉で個々に作成・購入されている場合が多く、証券会社や購入企業の経営層が把握していなかったものがあるという。
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