クランベリー型形態素
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/31 04:18 UTC 版)
形態論におけるクランベリー形態素(くらんべりーけいたいそ、英語: cranberry morpheme。fossilized termとも)とは、独立した意味や文法的機能を持たず、単語の区別のみに使われる拘束形態素の一種である[1]。
- ^ "Cranberry morpheme" from the Lexicon of Linguistics [1]
- 1 クランベリー型形態素とは
- 2 クランベリー型形態素の概要
クランベリー型形態素
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/18 08:15 UTC 版)
詳細は「クランベリー型形態素」を参照 クランベリー型形態素("cranberry morpheme"、又は、"unique morpheme")は、単独の意味を有さず(即ち、自由形態素ではない)、特定の語にしか用いられない極めて限定的な機能を有する拘束形態素である。典型例は、命名の元となったcranberry(クランベリー)のcran-であり、-berryが、"strewberry"や"blueberry"を形成する果実を意味する語根であるのに対し、crangrapeといった商品名の命名を除いて、cran-は他の語で用いられることはない。。 クランベリー型形態素は、言語の化石化の表出例といわれ、言語としての生産性を失っている。化石化した語根のほか、化石化した接辞も存在する。
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