クランベリービーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/03 13:42 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動'Borlotti bean' | |
---|---|
種 | Phaseolus vulgaris |
商品名 | 'cranberry bean', 'Roman bean', 'saluggia bean' and 'rosecoco bean' |
開発 | イタリア |
![]()
新鮮なボルロッティ
|
|
100 gあたりの栄養価 | |
---|---|
エネルギー | 1,458 kJ (348 kcal) |
60.05 g
|
|
糖類 | 2.4 g |
食物繊維 | 24.7 g |
1.23 g
|
|
飽和脂肪酸 | 0.244 g |
23.03 g
|
|
ミネラル | |
ナトリウム |
(0%)
6 mg |
%はアメリカ合衆国における 成人栄養摂取目標(RDI)の割合。 出典: USDA栄養データベース(英語) |
クランベリービーン(Cranberry bean)はインゲンマメの品種の一つで、cargamantoとしてコロンビアで育種された[1]。Roman beanやRomano beanとも呼ばれるが、同じくRomano beanと呼ばれるサヤインゲンとは異なる。また、Saluggia beanやrosecoco beanと呼ばれることもある[2]。Saluggia beanという名前は、イタリア北部のサルッジャで1900年初頭から栽培が行われたことに由来する[3]。
大きさは中型から大型で、黄褐色またはヘーゼルナッツ色に赤色か黒色の模様が入っている。
特徴
ボルロッティ(Borlotti bean)は、イタリアでより薄い皮になるように育種されたクランベリービーンの変種である。イタリア、ポルトガル、トルコ、ギリシアの料理に用いられる。
見た目はうずら豆に似るが、クランベリービーンの方が大きい。
クランベリービーンの新しい品種である'Crimson'は、明るい黄褐色にえび茶色の模様を持ち、植物ウイルスへの耐性が高く、収量も多い[4]。
出典
- ^ Sando, Steve; Barrington, Vanessa (2008). Heirloom Beans. Chronicle Books. p. 15. ISBN 978-0-8118-6069-7
- ^ The Choice Guide to Food. Sydney: UNSW Press. (2011). p. 46. ISBN 9781742241012 2016年2月19日閲覧。
- ^ “Storia legumi (part 2)”. Provincia di Asti. p. 108. 2016年2月19日閲覧。
- ^ "Bright New Dry bean for Salads and other Foods". USDA Agricultural Research Service. June 17, 2010. 2020年6月3日閲覧。
- クランベリービーンのページへのリンク