クジラの頭骨など発見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 01:41 UTC 版)
2014年5月10日、クジラの頭骨の大部分が原形をとどめ発見された。過去にも断片的なクジラの骨は見つかっていたが、今回の発見ほどの大きなものはなかった。下顎を地表に向けた状態で体長は約1.9m、幅約1.3m。発見者は三重大学准教授栗原行人と楓達也(瑞浪市化石博物館(岐阜県)ボランティアスタッフ)で、2人が大桑層を調査中、楓が脊椎動物の化石を発見、石川県立自然史資料館が連絡を受け調査、クジラの後頭部にある聴骨胞を確認しクジラ類と判断。7月14日には発掘現場で学芸員、専門家らによる、マスメディア向けの説明会が開催された。平口哲夫日本セトロジー研究会北陸支部長は、大きさやと形状からヒゲクジラ亜目に属する判断。
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