クジラやイルカの背びれ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/29 02:52 UTC 版)
雄のシャチは体長(8-9m)に対して非常に長い1.8mもの背びれを有する。飼育下にある多くのシャチ(30-100%)の背びれは損傷してしまうことが知られているが、これはおそらく運動不足によって筋肉が衰えるからだろうと考えられている(野生のシャチの場合はわずか1%に背びれの損傷が見られるにすぎない)。 他の多くのクジラやイルカの背びれは比較的小さい。例えばホッキョククジラには背びれがないが、これは北極海という氷の海を泳ぐのに適応したためだろうと考えられている。 クジラやイルカの背びれには個体によって異なる模様や傷がある。野生動物観察学者はそれを用いて個体識別を行う。
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