ギリシアの6柱式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/05 09:16 UTC 版)
古典的ドーリア6柱式ギリシア寺院のよく知られた例は以下の通りである。 パエストゥム遺跡群、ヘーラー神殿(紀元前550年頃)、アポローン神殿(紀元前450年頃)アテーナー第1神殿("バシリカ"、紀元前500年頃)およびヘーラー第2神殿(紀元前460年ないし440年)からなる アイギナ島のアテーナー神殿"アファイア"(神)、紀元前495年頃 セリヌスのE寺院(紀元前465年ないし450年)、ヘーラーに捧げられた オリンピアのゼウス神殿、現在は廃墟 アグリジェントのF寺院、いわゆるコンコルド寺院(紀元前430年頃)、ペリスタイルとエンタブラチュアのほとんど全てを残す最も保存状態の良い古典的ギリシア寺院の一つ セジェスタの「未完の神殿」(紀元前430年頃) アテネのアクロポリスの下、ヘーパイストス神殿、長い間"テセウム"と呼ばれてきた(紀元前449年ないし444年)、古代から完全な状態に近く残っているギリシア寺院の一つ スーニアム岬のポセイドーン神殿(紀元前449年頃) 6柱式はアテネのアクロポリスの丘にあるエレクテイオンでアテーナー祭壇の前柱式ポルチコのようなイオニア式神殿にも採用されている。
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