キ74-II
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 08:13 UTC 版)
1944年4月に開発が開始された長距離爆撃機型。本機も「ヤ号機」と呼ばれている。機体の規模は全長20.0 m、全幅29.6 m、全高5.5 mにまで拡大され、エンジンは三菱「ハ211ル」となった。胴体にも再設計が加えられ、気密室は機首部分のみとなった。前方にずらされた操縦室は胴体と滑らかに結合し、並列複座の通常の爆撃機に似たものになっている。乗員は7名。空襲と疎開による作業遅延を受けて、モックアップが製作されたのみで終戦を迎えた。
※この「キ74-II」の解説は、「キ74 (航空機)」の解説の一部です。
「キ74-II」を含む「キ74 (航空機)」の記事については、「キ74 (航空機)」の概要を参照ください。
- キ74-IIのページへのリンク