キングの攻撃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/11/17 14:17 UTC 版)
「フレンチマンズクリークの戦い」の記事における「キングの攻撃」の解説
キング大尉の部隊は守備兵からの砲火の下をレッドハウスに上陸し、ラモント中尉の第49歩兵連隊分遣隊に突撃した。アンガスの水兵は槍と剣を装備しており、白兵戦に持ち込んだ。ラモント隊が攻撃部隊を3度押し返したが、キングが4回目の攻撃を行わせ、それがイギリス軍の左翼を付いて崩壊させた。このときラモントを捕虜にし、その兵士は殺すか捕虜にするか追い散らした。勝ち誇ったアメリカ兵は基地に火を点け、大砲を釘付けにし、上陸地点まで戻った。そこには退避する時のために乗って来た船があるはずだった。しかし月の無い暗闇の中で、キング隊は分散し、2つの隊に分かれた。1隊はキングが率い、もう1隊はアンガス中尉が率いていた。アンガスは上陸点まで引き換えしたが、10隻あるはずだった船のうち4隻しか無かった。アンガスは行方の分からない6隻が実際には上陸点に達していなかったのを知らず、キングが既に離れてしまったのだと考え、残っていた船で川を渡った。キング隊が上陸点に達したとき、取り残されてしまったことが分かった。下流を探すとイギリス軍の見張りが無い船2隻が見つかった。この2隻で部隊の中の半分と、捕まえた捕虜をナイアガラ川の対岸に送り、残り30名と共に他にバッファローから拾い上げてくれる船が来ないか待っていた。
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