キューバ風とは? わかりやすく解説

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グラナドス:キューバ風

英語表記/番号出版情報
グラナドス:キューバ風A la cubana Op.36

作品解説

2007年12月 執筆者: 和田 真由子

キューバ人の父をもっていたグラナドスにとって、キューバ音楽親しみの深いものであっただろう。IとIIのふたつの部分わかれているが、続けて奏されるのが普通。所要演奏時間は、約5分。

I. 変ホ長調、4分の2拍子アレグレット。3連音符と2連音符交互に奏され、独特のスウィング感をつくりだしている。このスウィング自由な幅を与えながら、キューバらしいのんびりとした自由な雰囲気表現していきたい

II. ハ短調、4分の2拍子、ウン・ポコ・ヴィーヴォ。キューバ作曲家、イグナシオ・セルバンテスの《ダンサ集》からの影響あるようだキューバ舞曲「ダンソン」の雰囲気作曲されている。左手16分音符が、シンコペーションのような役割与えている。よって、裏拍アクセントの位置ずらして奏するとよい。物悲しくも、色気感じさせる旋律印象的だコーダでは再び〈I〉の主題登場しており、穏やかな曲調へ。しかし最後堂々と曲を閉じる。




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