キャレット位置設定とテキスト選択
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 05:16 UTC 版)
「テキストボックス」の記事における「キャレット位置設定とテキスト選択」の解説
マウスを使う場合、現在入力されている文字列中の好きな位置をマウスでクリックすることで、キャレットの位置を変更できる。そして、マウスの第1ボタンを押下したままドラッグすることで範囲選択できる。通例、選択範囲はテキストの前景色と背景色が変化(明暗が反転)する。入力欄の通常背景色が白色の場合、選択中の反転背景色には青色が使われることが多い。 キーボードを使う場合、キャレットの位置は矢印キーで変更する。Microsoft Windows、KDE や GNOME の場合はHome/Endキーを、Mac OSの場合はCommand-左矢印/Command-右矢印を使うと、キャレットを行の先頭または最後尾に移動できる。Windows、KDE や GNOME の場合はPageUp/PageDownキーでキャレットをページ単位(テキストボックスに1度に表示できる分をページとする)で移動できる。キャレット移動の際にCtrlキーも押下すると、移動単位が大きくなる(Mac OS の場合はOptionキー)。Shiftキーを押下しながら、キーボードやマウスを操作してキャレットの位置を変更すると、その間のテキストが選択される。選択したテキストをドラッグ&ドロップで別のテキストボックスに貼り付けること(カット/コピー&ペースト)ができるアプリケーションもある。 Appleプラットフォームの3D Touch対応端末では、ソフトウェアキーボード領域を指で強く押している間は一時的にフリーカーソルモードになり、タップでは難しいキャレット位置の微調整を行なうこともできる。
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