キム・ジュチャンとは？わかりやすく解説

金周燦（キム・ジュチャン）
*Kim Joo-Chan*
起亜タイガース QCコーチ #76
	2015年の金周燦
基本情報
国籍	韓国
出身地	京畿道水原市
生年月日	1981年3月25日（44歳）
身長; 体重	183 cm; 85 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	一塁手、中堅手
プロ入り	2000年 2次ドラフト1巡目
初出場	2000年4月5日
最終出場	2020年6月21日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	選手歴忠岩高等学校; 三星ライオンズ (2000); ロッテ・ジャイアンツ (2001 - 2012); 起亜タイガース (2013 - 2020); コーチ歴斗山ベアーズ (2021 - 2023); ロッテ・ジャイアンツ (2024); 起亜タイガース (2025 - );
	この表について

金周燦（キム・ジュチャン、韓国語: 김주찬、1981年 3月25日 - ）は、大韓民国・京畿道水原市出身の元プロ野球選手、野球指導者。

経歴

三星時代

2000年2次ドラフトで三星ライオンズに指名された。

ロッテ時代

2001年に馬海泳などとのトレードでロッテジャイアンツに移籍した。

快足を武器に、2004年内外野守れるユーティリティープレイヤーとして120試合に出場し、レギュラーに定着した。しかし2004年秋に韓国プロ野球界に衝撃を与えた兵役不正免除問題の容疑者となり、軍へ入隊した。

2007年に除隊されロッテに復帰すると、113試合に出場した。

2008年に北京五輪世界最終予選に出場したが、本大会の最終エントリーには登録されなかった。同年には打率.313を記録し、自身初のシーズン3割を記録しチームの3位進出に貢献した。

2009 ワールド・ベースボール・クラシックの予備選手だったが、最終エントリーには登録されなかった。

2010年は自己最多となる65個の盗塁を記録したが、惜しくも1個差で李大炯(LGツインズ)との盗塁王争いに敗れた。

2011年は肩への死球で骨折し2ヶ月近く戦線から離脱したこともあり、86試合のみの出場にとどまった。

2012年は118試合に出場、通算300盗塁を記録した。

起亜時代

同年オフに初のFA(フリーエージェント)を行使し、2013年より4年契約で起亜と契約し移籍した。彼の補償選手には洪性民が選ばれた。だが同年は負傷でわずか47試合の出場に終わった。

2014年と2015年も負傷による戦線離脱の時期が長く規定打席に達しなかった。

2016年4月15日、ネクセン・ヒーローズ戦で前身のヘテ・タイガースも含め起亜タイガース史上初のサイクルヒット達成者となった。同年は自身初となる20本塁打・100打点以上を記録し、また自身初となるゴールデングラブ賞外野手部門を受賞した。

2017年シーズンオフに2度目のFAを行使し起亜に残留した。

2020年は柳旻相にレギュラー1塁のポジションを奪われ出場機会が減少。シーズン終了後、2021年保留選手名簿から外され自由契約選手となった^[1]。

その後は現役続行を希望していたが契約するチームはなく現役を引退した。

引退後

2021年から2023年まで斗山ベアーズのコーチ^[2]、2024年はロッテ・ジャイアンツのコーチだった。2025年からは起亜のコーチとなる^[3]。

プレースタイル・人物

快足だが守備に難があるため、外野だけでなく一塁での起用も目立つ。

詳細情報

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2000	サムスン	60	52	48	22	15	3	2	0	22	5	7	2	0	0	3	0	1	16	0	.313	.365	.458	.823
2001	ロッテ	86	333	300	57	94	21	4	4	135	31	29	8	2	5	24	0	2	56	7	.313	.363	.450	.813
2002		84	291	264	25	58	13	4	7	100	25	9	8	7	1	14	0	5	75	5	.220	.271	.379	.650
2003		55	131	125	12	20	5	1	3	36	3	7	2	1	0	5	0	0	33	1	.160	.192	.288	.480
2004		120	503	450	53	109	20	5	7	160	42	44	10	6	2	32	0	13	92	7	.242	.310	.356	.666
2007		113	416	387	49	101	17	1	5	135	30	22	8	7	1	13	3	8	69	4	.261	.298	.349	.647
2008		104	458	412	75	129	16	7	1	162	42	32	18	9	5	24	0	8	61	6	.313	.359	.393	.752
2009		109	479	435	77	135	30	5	7	196	51	34	7	4	6	28	0	6	56	7	.310	.356	.451	.807
2010		118	535	485	89	134	18	4	9	187	40	65	19	11	3	31	1	5	65	5	.276	.324	.386	.710
2011		86	371	321	58	100	12	3	6	136	40	25	10	12	4	27	0	7	38	4	.312	.373	.424	.797
2012		118	488	435	62	128	27	3	5	176	39	32	13	11	5	30	1	7	48	7	.294	.346	.405	.751
2013	KIA	47	195	168	24	51	9	4	0	68	28	23	3	7	1	15	1	4	18	4	.304	.372	.405	.777
2014		100	442	399	72	138	32	4	9	205	46	22	10	6	2	31	2	4	48	11	.346	.397	.514	.911
2015		98	377	333	66	109	23	2	18	190	62	8	2	1	8	23	3	12	58	10	.327	.383	.571	.954
2016		130	555	511	97	177	37	3	23	289	101	9	7	1	6	30	1	7	68	13	.346	.386	.566	.952
2017		122	478	440	78	136	39	2	12	215	70	9	2	2	1	31	0	4	59	17	.309	.359	.489	.848
2018		121	471	429	71	146	23	0	18	223	93	8	1	2	10	23	5	7	57	15	.340	.375	.520	.895
2019		100	363	337	35	101	16	0	3	126	32	3	1	1	3	17	3	5	44	6	.300	.340	.374	.714
2020		7	18	18	3	6	0	0	1	9	2	0	1	0	0	0	0	0	2	2	.333	.333	.500	.833
KBO：19年		1778	6956	6297	1025	1887	361	54	138	2770	782	388	132	90	63	401	20	105	963	131	.300	.349	.440	.789

太字はリーグ最高

背番号

10 （2000年）
12 （2001年 - 2004年、2007年 - 2012年）
16 （2013年 - 2020年）
85 （2021年 - 2024年）

脚注

[脚注の使い方]

外部リンク

通算成績（韓国語）

この項目は、野球選手に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（PJ野球選手/P野球）。

[1] ttps://www.koreabaseball.com/News/Notice/View.aspx?bdSe=7927

[2] ttps://www.doosanbears.com/media/press/1/1465

[3] ttps://tigers.co.kr/contents/press/1026685

[1]

[2]

[3]

表話編歴ロッテ・ジャイアンツ 2025
監督	88 金泰亨
コーチ	74 趙原佑（首席） 76 金敏在（ベンチ） 81 朱炯光（投手） 83 林勲（打撃） 94 李城坤（打撃補佐） 73 鄭相昊（バッテリー） 86 曺世凡（投手戦力分析） 93 白御鎭（打撃戦力分析） 79 権五元（ブルペン） 90 高永民（三塁／作戦） 70 柳在信（一塁／外野守備） 72 金敏浩（内野守備）
二軍監督・コーチ	99 金用熙（監督） 98 金尚珍（投手） 97 朴正鉉（作戦） 89 文奎現（守備） 83 李柄奎（打撃） 80 白勇煥（バッテリー） 82 文東煥（ブルペン）
投手	1 韓賢熙 12 申秉律 15 金晉旭 17 玄到勲 18 鄭聖鐘 19 金岡炫 21 朴世雄 22 具昇旻 23 沈載敏 24 金相洙 25 朴是泳 26 陳承賢 31 陳該受 32 アレック・ガンボア 34 金元中 36 タッカー・デービッドソン 37 李旼錫 38 洪敏基 40 朴晋亨 41 朴世津 43 羅畇雁 44 朴辰 55 尹聖彬 56 崔浚鏞 57 鄭現守 58 朴埈佑 59 宋才英 61 全ミル 65 鄭哲元 67 李英在
捕手	27 劉江南 28 孫成賓 35 徐東旭 42 丁保漌 62 白頭山 63 朴哉燁
内野手	2 高承愍 3 申阭后 6 韓太陽 9 鄭勳 13 全玟哉 14 崔恒 16 金旼成 30 李昊俊 33 孫晧瑩 51 羅承燁 52 盧珍赫 53 朴承昱 60 朴昌炫
外野手	0 黄晟彬 5 趙世鎮 7 張斗盛 8 田峻玗 29 ビクター・レイエス 50 金東ヒョク 54 李仁漢 91 尹撞熙
兵役	石相昊韓東熙鄭大善

表話編歴韓国野球委員会ゴールデングラブ（外野手）
1980年代	82 金城官，梁承寬，金準桓 83 金鍾模，朴鍾勳，張孝祚 84 張孝祚，金鍾模，洪文鍾 85 李光殷，朴鍾勳，張孝祚 86 張孝祚，李光殷，金鍾模 87 李光殷，金鍾模，張孝祚 88 李順喆，李康敦，李正勳 89 金一權，李康敦，高元富
1990年代	90 李正勳，李康敦，李昊星 91 李順喆，李康敦，李昊星 92 李順喆，李正勳，金應國 93 李順喆，金光林，田埈昊 94 尹德奎，朴魯俊，金宰炫 95 金光林，金湘昊，田埈昊 96 金應國，梁埈赫，朴栽弘 97 李炳圭，梁埈赫，朴栽弘 98 田埈昊，朴栽弘，金宰炫 99 鄭洙根，李炳圭，F.ホセ
2000年代	00 朴栽弘，宋志晩，李炳圭 01 李炳圭，鄭洙根，沈載学 02 宋志晩，李鍾範，沈正洙 03 梁埈赫，沈正洙，李鍾範 04 ブランボー，李晋暎，李炳圭，朴漢伊 05 李炳圭，サットン，デービス 06 李容圭，李宅根，朴漢伊 07 李鍾旭，沈正洙，李大炯 08 金賢洙，K.ガルシア，李鍾旭 09 金賢洙，朴龍澤，李宅根
2010年代	10 金賢洙，金江珉，李鍾旭 11 崔炯宇，孫児葉，李容圭 12 孫児葉，李容圭，朴龍澤 13 孫児葉，崔炯宇，朴龍澤 14 羅成範, 孫児葉，崔炯宇 15 羅成範, 金賢洙，柳漢俊 16 崔炯宇, 金宰煥，金周燦 17 崔炯宇, 孫児葉，バーナディーナ 18 金宰煥, 田峻玗，李政厚 19 サンズ, 李政厚，ロハス
2020年代	20 金賢洙，李政厚，ロハス 21 李政厚，洪昌起，具滋昱 22 李政厚，羅成範，ピレラ 23 洪昌起，具滋昱，朴健祐 24 レイエス，具滋昱，ロハス

キム・ジュチャンとは？ わかりやすく解説

金周燦

経歴